【忍たま】私、事務員になります。 15

課題は何だ？ ページ49

留｢これが妨害のつもりなら悪意ありありじゃねぇか！｣

長｢小平太に悪意は無いな｣

仙｢ああ。只雑なだけだ｣


『さぁ！次に辿り着いたのはゲスト忍者チームのお二人！実際二つのお城は敵対していますが、今は同じチーム！協力して挑むことを勧めます！』


諸泉｢敵同士であるタソガレドキ城と、ドクタケ城の忍者ドクたまが、同じチームでいいのかどうかという問題はさておき。しぶ鬼くんっ！！｣

諸泉｢この勝負…！何としても勝たねばならなぁいっ！！！｣


諸泉さんは意外にも燃えていた。それには深い理由があるみたい。


しぶ鬼｢あ、はい。そりゃそうですよね。諸泉さんは現役のプロ忍者としてのプライドがあるでしょうし。僕たちだって、忍たまなんかに負けたくありませんしね！｣

しぶ鬼｢…ん、あった！｣


『しぶ鬼選手！小平太選手によってばら撒かれた封筒を茂みから見つけ出しました！』


諸泉｢あ、いや…そうじゃないんだ。さっき小頭から連絡があった＿＿｣


『どうやら諸泉選手。競技の成績が年末の賞与と来年の昇給の査定対象になっているらしいです！これは上位を目指さなければなりませんね！頑張ってください！』


諸泉｢Aくん！！そんなこと大っぴらにしないでくれぇ！！｣

しぶ鬼｢大人の事情ですね｣


『ゲスト忍者チーム、順調に課題を目指しています！一方我らが保健委員会チームはどうでしょうか…？』


不運だと言われる保健委員会…小平太くんの妨害に足止めを食らっていなければいいのだけれど。


乱｢数馬先輩！やっと封筒を見つけました！｣

数馬｢よし！それで課題は？…｣

乱｢び、美人……｣


『さぁ！保健委員会！封筒をやっとのこと見つけたそうです！課題の方ですが…此方からはよく見えません！一体何と書いてあるのでしょうか！』


伏木蔵｢左近先輩、乱太郎と数馬先輩が固まっちゃってますぅ｣

左近｢課題は何だったのー！｣


心配な伊作くん含める他の保健委員が呼び掛ける。

そして二人を固まらせたその課題とは…？


伏木蔵｢美人？美人なら簡単なのでは？｣

伊｢そうだとも。誰も文句が言えない、いや、言わないずば抜けた美人が学園には居るじゃないか｣

左近｢おーい！二人とも！あの人だよ！あの人！｣


乱｢あのひ……あぁ！！｣

数馬｢そうか！何で直ぐ気付かなかったんだろう！｣


全員課題を知ることができ、借り物競争も本番に入る。

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