【忍たま】私、事務員になります。 15

委員会対抗借り物競争 ページ47

文、留、仙、小｢『伊作(くん)！！』｣

留｢お前今まで何処行ってたんだよ(汗)｣

文｢第一部終わっちまったぞ？｣

伊｢ごめんごめん(汗)ほんとは間に合う筈だったんだけど、結果間に合わなくて｣


｢どういうこと？｣みんながそう思った。


小｢用ってなんだったんだ？終わったのか？｣

伊｢うん！後で分かるよ！｣

『なんだか嬉しそうだね！』

伊｢えへへ〜まあね〜｣


留三郎くんが問い詰めていたけど、伊作くんは最後まで頑なに教えなかった。

その日は学園長先生の言った通り大運動会は行われずに終わった。


『ヘムヘム？どうしたのそんなに慌てて』


次の日の朝早く。ヘムヘムが汗を流して走っているのを呼び止めた。


ヘム｢へムゥ！ヘムヘムへムゥっ！！｣

『ええっ！？！？』


ﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ


今、第二部を知らせる花火が打ち上げられた。


『では！委員会対抗借り物競争の選手を発表します！』

『Aコース！生き物飼ったら最後まで！生物委員会五年、竹谷八左ヱ門くん！好奇心旺盛怖いもの無し！一年、初島孫次郎くん！』

『Bコース！いけいけどんどん！体育委員会六年、七松小平太くん！見習いいけどん！一年、皆本金吾くん！』


小｢Aーっ！私一番取るからなーっ！｣


『は、はーい…金吾くんに迷惑掛けないよおに』


離れていても聞こえる大声、うるさい程に手を振る小平太くんに控えめに手を振り返す。


『Cコース！甘酒購入控えめに！火薬委員会、泳ぎは任せろ！二年、池田三郎次くん！お掃除大好き！一年、二郭伊助くん！』

『Dコース！戦え！用具委員会、迷子の見守り隊隊長！三年、富松作兵衛くん！無限の胃袋！一年、福富しんべヱくん！』

『Eコース！ギンギン会計委員会、火器を愛してやまない！四年、田村三木ヱ門くん！馬でひとっ飛び！一年、加藤団蔵くん！』

『Fコース！図書の返却は早い目に！図書委員会、千の顔を持つ男！五年、鉢屋三郎くん！冷静沈着！一年、二ノ坪怪士丸くん！』

『Gコース！恐怖の生首フィギュア！作法委員会四年、今は穴掘り我慢！綾部喜八郎くん！成績優秀！一年、黒門伝七くん！』

『Hコース！仲良くいこう！ゲスト忍者チーム、読み方注意！タソガレドキ忍者隊、諸泉尊奈門さん！忍たまに負けないぞ！ドクたましぶ鬼くん！』

『Iコース！不運に負けるな！保健委員会三年、忘れないで！三反田数馬くん！不運小僧！一年、猪名寺乱太郎くん！』

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