第一部終了 ページ46
中には今この状況が書かれていた。
『誘導役の三年生、神崎左門くんがコースを外れて何処かへ走り去ってしまって……残念ながら失格となっております』
三、四年生｢ええーーっ！？！？｣
左門くんが方向音痴だということをすっかり忘れていた…クジ引きで決まったとはいえ、滝夜叉丸くんは不運だった。
方向音痴が誘導役だなんて、今日一番の失敗だろう。
『ということで、只今の得点は！一位の六年、一年組に各三点！二位の五年、二年組に各二点！三位のゲスト忍者組に一点！失格となってしまった四年、三年組は0点です！』
トモミ｢此方現場のトモミです。四年生と三年生が、互いに責任を擦り付け合って、揉めてます…｣
タカ｢チョキチョキチョキ〜！｣
トモミ｢あ！四年生の髪結い忍たまタカ丸さんの瞬間髪結い技炸裂！｣
効果はあるのか、三年生の髪型は大爆発。
でもそれで取り敢えずこの場は収まり、空が明るくなってきた。
『空も明るくなってきまして、第一競技終了です！』
文｢夜が明ける…｣
小｢忍者のゴールデンタイムもここまでだな｣
次の指示は学園長先生らしく、ウトウトと首を落とすおじい様におシゲちゃんがマイクを渡す。
おシゲ｢はい！｣
学園長｢ふぁ？んん…大運動会第一部はこれまで｣
全校｢第一部ぅぅっ！？！？｣
第一部が終わったことはまだ納得できる。しかし納得できないのはその次だ。
学園長｢第二部は後日、お知らせ花火を打ち上げた日に…夜だと眠いので、次は朝から開始する｣
まだこれから他の競技も続くと、運動場に居た全員が思っていたのに、日を改めて行うという気まぐれさにドン引き。
『ということで、後日花火をお待ちください……』
全校｢えーーー！！｣
みんなの悲鳴を聞いた後、マイクの電源を切った。
『次はいつかな…できれば花火上げるって予告が欲しいよ(汗)』
来賓の方々もまた呼び出されて大変だな。
伊｢今日は出番無し…か｣
小｢お！A！｣
『お疲れ様！』
忍たまたちが違う意味で疲れ果てて運動場を出ていく中、私は残っていた六年生のみんなの元へ駆けた。
文｢長次以外何もしてないけどな｣
仙｢お前こそ、実況お疲れさん｣
『ありがとう(笑)緊張したけど実況って意外と楽しいね』
上出来だと五人は褒めてくれ、いつ始まるかも分からない第二部の実況も楽しみになった。
伊｢みんなー！｣
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さくら - 愛され具合がすごく好きで拝見しております。勘違いだったら申し訳ないのですが、大運動会の借り物競争前のメンバー紹介で、図書委員に三郎がいるのですが図書委員は雷蔵ではないでしょうか…？ (2023年1月30日 14時) (
レス) @page50 id: 2f0ccbd8ed (このIDを非表示/違反報告)
しのぶ - 大運動会は私の好きなお話なので書いてくれて嬉しいです！次回も楽しみに待ってます！ (2022年8月31日 18時) (レス) @page37 id: 212776a6be (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - あー、、待ってました！！ 四年生のやつ、、急いで見ましたwww 夢主ちゃん👍 (2022年8月20日 9時) (レス) @page32 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
雅 - ここからの続きは、私にとっての…問題があります…😭😭※綾部喜八郎君のこと(汗) (2022年8月17日 23時) (レス) id: 5350ed7739 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 第一ポイントの審判は久々知兵助君でしたけど、代わりに夢主さんがお手伝いをすることに設定したんですね！😀読んだらなんかハラハラ、ドキドキでした！！😰💦 (2022年8月17日 23時) (レス) @page26 id: 5350ed7739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふたば | 作成日時：2022年7月17日 22時
