〜四年生頂上決戦の段〜 ページ20
『あーー！まってまってまって！！(汗)』
突然の強風により新品の入門表が風に舞ってしまった。
強風が止んだ今、ひらひらと優雅に落ちながら移動する紙を何処までも追いかける。
『たぁっ！』ﾊﾟｼｯ
『はぁやっと捕まえたぁ』
柔らかい草が生える校庭まで走り、やっと掴むことができた。
気持ちいい草原。石も砂も無い、清々しい校庭だ。此処でお昼寝するのは最高に幸せだろう。
ｻﾞ…
『ん？』
すると、私の後ろに人の気配。
振り返ると其処には草原に目立つ紫色の制服の忍たまたち。
『四年生のみんな！珍しいね、五人一緒に居るだなんて』
喜｢まあ、僕たちも別に集まりたいわけじゃないんですけど｣
自由人の喜八郎くんが気だるげに言った。
『そうなの？私はてっきり此処でお昼寝でもするのかと』
滝｢私たちが仲良くお昼寝なんてするわけないじゃないですか〜乱太郎きり丸しんベヱじゃあるまいし｣
『あはは(笑)確かにね』
やれやれとする滝夜叉丸くんや三木ヱ門くん。タカ丸くんも難しい顔をして、一体どうしたんだろう？
三木｢Aさんはどうしてこんな所に？｣
『あぁ、私は風で飛んだ入門表を追いかけて…みんなは？』
守｢これから此処で、四年生会議を開くんです！｣
『会議？』
滝｢我々五人で実習に行くことになりまして、そのリーダーを決めるんです！｣
『成程？』
タカ｢前から俺たち、リーダーを決めようと話し合ってきたんだけど…これが全然決まらなくて……｣
そうなんだ…とは言ったが、正直原因は分かってしまう。
アイドル学年と言われているが、それとは別にもう一つの顔がある。
四年生は忍術学園でも有名な個性が強く、バラバラな学年なのだから…一人一人が自由気ままで団結力に欠けているのだ。
✎︎＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
リクエストしていただいていた、｢四年生頂上決戦の段｣です！
リクエスト主様、まだ私の小説をご覧になっていたら遅くなりすみませんでした！(＞＜)リクエストありがとうございます！！
アニメに沿って書き上げましたので、アニメをご覧になってから見ることを推奨します！オリジナルのところもちろんありますのでお楽しみいただけるかとm(*_ _)m
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さくら - 愛され具合がすごく好きで拝見しております。勘違いだったら申し訳ないのですが、大運動会の借り物競争前のメンバー紹介で、図書委員に三郎がいるのですが図書委員は雷蔵ではないでしょうか…？ (2023年1月30日 14時) (
レス) @page50 id: 2f0ccbd8ed (このIDを非表示/違反報告)
しのぶ - 大運動会は私の好きなお話なので書いてくれて嬉しいです！次回も楽しみに待ってます！ (2022年8月31日 18時) (レス) @page37 id: 212776a6be (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - あー、、待ってました！！ 四年生のやつ、、急いで見ましたwww 夢主ちゃん👍 (2022年8月20日 9時) (レス) @page32 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
雅 - ここからの続きは、私にとっての…問題があります…😭😭※綾部喜八郎君のこと(汗) (2022年8月17日 23時) (レス) id: 5350ed7739 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 第一ポイントの審判は久々知兵助君でしたけど、代わりに夢主さんがお手伝いをすることに設定したんですね！😀読んだらなんかハラハラ、ドキドキでした！！😰💦 (2022年8月17日 23時) (レス) @page26 id: 5350ed7739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふたば | 作成日時：2022年7月17日 22時
