一年生だけで ページ46
学園長｢うん！許可する！｣
山田｢行きたがると思った…｣
土井｢許可すると思った…｣
山田、土井｢っ学園長ぉっ！！！｣
歓喜し着替えに走る一年は組に対し、躊躇うこと無く許可を下した学園長先生に山田先生と土井先生が不満を垂らした。
しかし反応すると面倒だと思ったのか、寝たフリをして聞く耳を持たなかった。
留｢一年は組の奴ら、オーマガトキとタソガレドキの印を取りに行くらしいぞ｣
小｢私も行きたかった！｣
長｢落ち着け小平太｣
風に流れた噂は、私たち六年生の元まで届いていた。
『印を取るってなに？』
仙｢敵の兵力や実力、他にも戦術などを調べることだ｣
『成程』
文｢喜三太のことや、オーマガトキとタソガレドキの戦…夏休み明けから慌ただしいな｣
『一年は組だけで大丈夫かな？』
小｢どうだろうな！｣
今にも飛び出していきそうな小平太を、長次が頑張って抑えている。自分も手伝いたい気持ち、気になってしょうがない気持ち、そんなことを思っているのだろう。
文｢あぁ俺も行きてぇ！｣
留｢お前が行ったって足手まといになるだけだ！｣
文｢んだと留三郎ぉ！！お前こそ行ったって役立たずなくせにっ！！｣
留｢お前よりマシだろっ！！｣
『ちょ、やめなよ二人とも』
ほぉら始まった。どちらの方が強いか選手権。
『小平太は参加しないの？』
小｢私か？その必要は無い！私が一番強いからな！｣
文、留｢はぁっ！？｣
なははと笑う小平太に、歪み合っていた二人の鋭い目付きが刺さる。
今の発言に悪意があるのか無いのか本当に分からない。
小｢本当のことだろう？｣
文｢なんでそうなんだよっ！｣
留｢俺が一番強いっ！｣
小｢わ、た、し！！｣
『ここで問題起こしてる場合じゃないでしょ！』
無駄だと思うが何とか止めようと手を伸ばす。
仙｢はぁ…お前たちいい加減に…｣
長｢仙蔵…？｣
突然何かを察し、私たちが知らぬ間に走り去っていってしまった。
・
小松田｢新学期早々、出入りが激しくて大変だったなぁ。でも宿題事件でみんなに迷惑掛けたから頑張らないとぉ…｣
短い時間で数々の名前で埋まった入門票を手に、小松田は塀沿いを歩いていた。
小松田｢ん、｣
その時、塀の上から忍術学園内を除く人影を見つける。
木の茂みに隠れていたようだったが、流石事務員。見逃しはしない。
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雅 - 映画🎞、、、私も気になりますので、楽しみにして待ってまーす🧝🏻♀️🍀 (2022年6月21日 16時) (
レス) id: a363e94967 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 映画だ！ 楽しみです✨ 文次郎確かにカッコいい！！ まぁ私は箱推しだけどね！！www (2022年6月21日 12時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
ピーナッツ(プロフ) - トミーさん！わぁい🤭本当ですか！😆💕お仲間ですね( -∀-)無理せず楽しく続きを書きますね！👍コメントありがとうございます😊💕 (2022年5月31日 6時) (レス) id: 6a480499af (このIDを非表示/違反報告)
トミー - 初コメです！私も潮江文次郎推しなのでめちゃくちゃ嬉しいです！続きが楽しみです無理せず頑張って下さい！ (2022年5月30日 17時) (レス) @page21 id: 262146dfd0 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナッツ(プロフ) - (//∇//) (2022年5月29日 17時) (レス) id: 6a480499af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふたば | 作成日時：2022年5月10日 6時
