ギンギンに忍者 ページ40
文「忍者が筆結いか…よし!俺も忍者の鍛錬の一環として作業に集中してみよう!」
ここでやっと文次郎くんは気持ちを入れ替えようと意気込んだ。でもなんだか少し違うような…
『こ、これ鍛錬になる?(汗)』
文「こうやって神経を集中させている時……もし敵が襲ってきたら__」
文「ハッ!」
文「そうだっ!」
『なになに!?』
目を瞑り、集中力を高めているんだなうんうんと頷いた時、いきなり立ち上がったから肩が跳ねた。
小、長「ん?」
文「この筆を見ろ!」
自分が作った筆をみんなの前に掲げた。
小「それがなんだ?」
文「見て分からんか?これは暗器だ!」
きり「『あんき?』」
聞き覚えのない単語だ。きり丸くんと首を傾げる。
あん肝…じゃないし。
長「体に隠し持てる小さな武器のこと。」
『へ〜』
小「それのどこが暗器だって言うんだ?」
文「例えば、この筆の柄の芯に鋼を仕込んでおくと…」
きり「『んーー…?』」
ボヤヤーンと想像する。
文「これを手甲の中に差し込んでおけば…!刀で斬りかかられても防ぐことができる!」
『ほー』
きり「へぇー」
文「しかも!いざと言う時は手裏剣代わりにこれを打つ!!!」
きり「『おーーー……?』」
『(ほんとかなぁ?)』
筆が武器になるなんて…考えられない(笑)
文「な!良いアイディアだろ!」
きり「潮江先輩、真面目に作ってください(汗)」
文「ん?何を言う…忍者としては極めて真面目な発想だろう?」
文「俺はいかなる時でもギンギンに忍者する男なのだ。」
ピシッ
文「あてっ」
『なーにかっこつけちゃってるの〜』
"俺はいかなる時でもギンギンに忍者する男なのだ" キラン
なんて、かっこつけちゃって〜(笑)
文次郎くんのおでこにデコピンを喰らわせた。
文「べ、別にそんなつもりじゃねぇよ///」
きり「んもー期限は夕方までなんで、それまでに終わらせるようにお願いします(汗)」
きり丸くんも心配になって当然。これだから鍛錬バ…ヲタクは。
小「分かってる!心配するな!(とは言ったものの…)」
小「(夕方までにこれを全て筆にするのは無理かもしれない…ここはやはりいけいけどんどんで!)」
小「(いやいやいかん!(汗)それではまたきり丸にもっときちんと作ってくださいとか何とか言われそうだ……)」
小「(そうだ!これなら!!!)」
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ピーナッツ(プロフ) - おやそうでしたか!(笑)失礼しました(笑) (2022年3月19日 13時) (レス) id: 6a480499af (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - 私のリクエストにあったのでご安心ください笑 (2022年3月19日 13時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナッツ(プロフ) - セシルンさんほんとですか!!(汗)どこでしょーか!💦 (2022年3月19日 13時) (レス) @page37 id: 6a480499af (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - すいません誤字がありました 伊作を飲んでではなく伊作の薬を飲んでです笑 (2022年3月19日 13時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナッツ(プロフ) - あいさん、saketyannさんありがとうございますっ…!泣きました。(´;ω;`) (2022年3月19日 8時) (レス) @page45 id: 6a480499af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふたば | 作成日時:2022年2月26日 7時