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膝丸視点
とりあえず床だと悪いから久しぶりに布団を出した...三枚...俺らの部屋だとこれが限界だ...兄者が隣なのは確定とし...俺か鬼丸だが...俺は兄者の隣がいいので勝手に決まった...とりあえず就寝する...久しぶりにぐっすり眠れたな...それに...目覚めは叩き起された...
「...お前か...ダメだろう叩いては」
『...?』
「揺さぶるといい...それか布団を剥がすか」
『...こう?』
「うひゃぁ...寒いよぉ...」
「そうだ...もっとやれ」
「なんでだい弟!」
「普段から名前を覚えないからだろう?」
とりあえず着替えて大広間へ...昨日よりピリついてはいないが...相変わらず威嚇を忘れないな...
「ありゃりゃ...やっぱり覚えちゃってるねぇ...」
「一期の事も若干入ってるな」
「...でしょうね」
「顔が...少し怖いなぁ...」
『...!銀髪!』
急に目を丸くして走ってったと思ったら...入口に昨日この本丸に来た政府の山姥切長義と...担当であろう人物と...たしか...ゴスロリドレスの女性が立っている...いや...あれも妖か
「おぉ...Aちゃんが生存してる...」
「良かったなぁ長義...というか俺らも失念してたまさか保護者がいたとはなぁ...すまんね」
「それを言うならばば様に言ってくださいな...まぁ私は色々の代理でございますし...担当様も一緒にてくださるのでしょう?」
『ねね!』
「はぁい!ねねですよぉ!Aちゃんは今日も可愛いですねぇ!!あらいけないお洋服に血がついて...可愛い新しい服仕立てますからねぇ!!」
...どうやら過保護のようだ...仕立てると言ってもほんの一瞬で仕立てあげて一瞬で着せ替えた...ふわりとしているワンピース...それをスマホで連写していた...
「長義様にも後で送りますわ」
「あ...ありがとう...」
『ねね...ばばは?』
「ばば様は人里にてパートのお仕事に言っておりますわ...私のお仕事は今日はお休みなので代わりに来ましたわァ」
『うれしい!ねねだいすき!』
「私もですわ!」
担当がやれやれといった表情をしているが...俺たちと目が合ったな...
「色々済まないな...本来なら俺も一緒に一日目で来るはずだったんだが...」
「晴彦は瘴気に体制がなくてね...Aちゃんの無意識に出してる霊力で薄まるのを待つしか無かったんだけど...」
「一日で晴らすってお前らなにさせたんだよ...」
じとりと担当に睨まれた...が...兄者と鬼丸はいつも通りだ...俺は怖くてたまらないのに....
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雪女 - 更新楽しみにしてます (12月15日 8時) (
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作者名：のうな | 作成日時：2023年12月12日 6時
