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髭切視点
そういい子...我慢してて良い子だねぇ...後で沢山褒めてあげるから...我慢するんだよ....
「弟に当たったらどうするの」
「どかなかったほうが悪いだろう?」
「...こし...ぬけた...」
「ほら...まぁ...人間"は"死んだんじゃない?後処理はしとくから」
「....あいわかった...では頼むぞ」
ようやく出ていった...ダメだなぁ...ちゃんと生きてるって確認しないと...少し...手が震えてるや...
「あに...じゃ...ど...どうするのだ?」
「...大丈夫落ち着いて...僕だよ...開けるからね」
スーッと半分くらい開ける...するとひょこっと何事も無かったかのように出てきてくれた....いや...片足やられてるけど...治るの早いなぁ....
「良い子だったねぇ...」
「よ...よか...」
『...いいこ....だねぇ』
「ありゃ...僕の真似かい?ふふ...良かったね弟」
「あ....あぁ!」
よしよしと弟の頭を撫でてる...でも離もダメかぁ...本格的に政府の方に逃げるか....それとも....この子の住処に近かい場所...
「山かなぁ....」
「どういう事だ?」
「この子の暮らす場所...ここは見つかっちゃったしねぇ...だから裏山....それならこの子ものびのび暮らせるけど....」
「...１回見せに行くと言うのはどうだ?」
「...それもありだけど....まぁ...死んだと思ってないしね」
『...?』
「ふふ....大丈夫だよ...僕達が護るからねぇ」
すごい頬っぺが柔らかいねぇ...それに....三日月の事は覚えた見たいだから...大丈夫...それに三日月も僕たちを折るような真似はしないはず...
「じゃあ行こうか弟」
「あぁ...だが...」
「大丈夫だよ...あ...抱っこする?」
「え...あぁ」
片手で抱っこしてるけど...弟にも慣れてくれたんだね..大人しくしてくれてる....やっぱり大広間嫌だなぁ....コソコソと話し声が聞こえる...ちらっとあの子を見れば喉を鳴らして威嚇してる...開けようとしたら....えっと...誰かが開けてくれた
「兄者!鬼丸だ!」
「ありゃ...」
「....なるほど....良い子だ」
『...?』
「髭切この子は?」
「前任の片割れって言ってたけど...そう見えないよねぇ」
「小さい...暖かいな」
『???』
同じ鬼を斬る刀だから怯えてるように見えるけど...好きにさせてる....やっぱり見れば分かるんだよ.....それに僕達も子供を斬るような真似はしないし..まぁ...見た目だけど....彼がこんなにもデレるとは幸先いいかもね
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雪女 - 更新楽しみにしてます (12月15日 8時) (
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作者名：のうな | 作成日時：2023年12月12日 6時
