いらぬ子 (ページ39)

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安定視点

いやぁ....保護者達も山に帰ったよね....なんか社を立てたことでここの山とあっちの山の里と繋がったんだって....正確には妖の里は社にある小型結界?小さいけどその中に入るとすごく広いらしい....僕達が行ったのはその結界内....今は主が頑張って鍛刀中

「主〜ファイト!」

『たんとーさんおがいします!』

20分と30分....その後出てきたのは厚藤四郎と薬研藤四郎....見事に小さな主に驚きながら挨拶を終わらした...僕が秋田っと呼べばはーいっと飛んできてくれたので案内してもらい次へ...

『いちごの...きょーだい』

「そうだよ...次狙うのは...?」

『ん〜....たいこがね?と....ふどう?』

「そっか...こうやって待つのも緊張するね」

でもなんと見事に引き当ててる...被らずどんどん出てくるから....残り1振り...鍛刀さらたばかりの乱も一緒に...ただ次の短刀はかなり主にとっては....いや....身長が低い子達にとっては厄介で....

「残りは毛利だけなんだね....」

「そうなんだけど....ね?」

「....主さん...逃げてね?」

『...?』

「僕毛利とうし...ろ....ふぎゃぁぁぁぁ!!!小さい子ぉぉぉ!?」

「主さん逃げて!!」

「は.....や.....」

主...早いなぁ....とりあえず追いかける...毛利はそこまで練度も上がってないはずだから後ろ姿が見えるけど...目がもう怖い...僕が言えることじゃないけど....

「すみません!!!小さい子見ませんでしたか!?!?」

「主のことかえ?小さくて可愛いじゃろが....怖がってるんじゃ....」

「どっちに行きました????」

「....あっちだ」

「ありがとうございまぁぁぁぁぁす!!」

「ちょ....毛利!」

「...大倶利伽羅」

「さっきのあいつがうるさかった....だから隠しただけだ...」

『...やっさだ....』

「ありがと....これじゃお前も懐かれ組だよ....」

「そうか....それはいいな」

馴れ合わないって言っておきながら馴れ合ってるじゃん....とりあえず改造された審神者部屋へ....そこには長谷部と長義と松井が書類仕事...主が書くと僕達でも読めないしね...

「短刀出せるの行けたよ」

「お疲れ様こっちもひと段落ついたよ」

「主をだっこしてるだと....」

「ふふ...後で文字の勉強しようね....僕の隣でいいかな?」

『ちょぎがいい』

「俺か」

「なぜです?主!」

『...布あるから』

「さっき毛利に速攻小さい子認定されて追いかけられてた」

それを言った瞬間あーって表情と声が出た...降りた瞬間長義の膝上...懐いたなぁ....