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堀川視点
なんだかまたプチ騒ぎがし始めたので見に行くと...主さんが消えたから探しに行かなきゃと...放っておけって言う人達で大喧嘩...兄弟達はため息をついて止めに行った...
「兄弟」
「どうしたの?兄弟」
「...主を探しに行ってくれないか?」
「え!?僕会ったことないけど....」
「大丈夫だ...とても小さくて細い...小夜より小さい」
「う....うん何となくわかったよ」
とりあえず探しに行こう...するとふわりと離からいい匂いが...あれ?燭台切さんが作ってる料理とは違う...匂いにつられてふらふらと歩く...そしてドアを開ければ...僕達でも驚くぐらいイケメンと美人さんが....主を寝かせていた...
「う....うわ」
「静かにするにゃ...姫が起きちまうといけねぇ」
「いらっしゃい!あなたも付喪神?可愛いぃ!」
「マシンガントークは良いけどこげねぇようみとけにゃ」
「あ...大丈夫!あたいならできる!」
美人さん...もしかして鶴丸さんと同じく部類の人かな...?イケメンは南泉さんようようだけど...キリッとしてるし恥ずかしがってない...それにこっちに来いと伝えてるのか隣をポンポンと叩く....
「し....失礼します」
「構わんにゃ」
「あ...あの....なんて呼べば...?」
「姫の護衛に抜擢された猫又の猫にゃ...そこまで表立って護るわけじゃにゃいから安心するにゃ」
「は....はい...あの...なんで主さんを姫って呼んでるんですか...?」
「俺が鬼姫さんと仲良しだったからにゃぁ....ばばとおんなじにゃ....姫が生まれ変わったんじゃにゃいかって...でも...ちゃんと姫は姫だったにゃ....」
「...そうなんですか」
「ちにゃみにあいつは美鶴だにゃ」
「どーもでーす」
ひょっこりと顔を見せた...あ.....主が魘されてる....苦しそうに動いてる...それを見てか猫さんがぶつぶつと呟いたらすっと顔色が良くなった...
「...何したんですか?」
「ただのまじにゃいだにゃぁ...残念だが俺よりあの狐の方が上手いからにゃぁ....時折見るらしいにゃ...実母と姉に沢山弄ばれるのを」
そっか...主さんも僕たちと同じなんだよね...それだと三日月さんがやった事って怒るべきじゃ...だってさして切りつけてる訳だもんね...兄弟...三日月さんを修行に連れてって
「出来ました」
「出来したにゃ...んじゃ俺は戻るにゃ」
「私もこっそり見守っていますね」
「は...はい....!...主さん起きてください」
寝起きで少しぽけっとしている主さんに話しかける...少し表情が暗いけど...
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雪女 - 更新楽しみにしてます (12月15日 8時) (
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作者名：のうな | 作成日時：2023年12月12日 6時
