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清光視点
あ...主が帰ってきた...でも変な猫を抱っこして...俺ら撫でてもらう事少ないのに...ずる...
「兄上」
「どうしたでござる?」
「焔お前神社に人の子がいたと知らなかったのか?」
「...すまぬ...妾走らぬ...警戒はしておったはずじゃがな...村の方に術士でも誕生したか...?それとも....」
「...ある程度見れば私にもわかる...すまないが焔行くぞ」
「わかった...お主ら...もし帰るのであれば猫に頼むと良い...長老から命令を貰ったことじゃしのぉ」
そう言って4人とも走り去って言った...もしかして大半の問題を解決するために走り回ってるの...?綾萌は何してんだよって...仕事か...あと小夜たちに聞いたら主が抱っこしてる猫はまおって言う雄猫みたい...いや十分男ってだけでアウトだけどね?
「許すまじ...」
「仕方ないでしょ...長老が決めたことなんだし...」
「それに...あの子も笑ってるしね」
「...少し寂しいな...」
ぎゅうっと抱きしめてる...反して猫はにゃーっと苦しそうに声を出した...いや喜べよ...主の抱っこぞ?喜べ猫野郎が....
「あ...Aちゃぁぁぁん!」
『...!?』
「にゃ...おみゃぁ止まれ!どう見ても体格差で潰れるにゃ!」
「だってぇ...だってぇぇぇ!あたいの羽で作った生地が売れないんだもぉぉん!頑張って作ったんだよ!?」
「だからってそれとこれとで話が違うにゃ!...姫怪我は!?」
『にゃい』
「良かった...って...俺の真似しにゃくていいにゃ....」
「...あ,.,あのその生地ください!」
「え!?...あたいの!?」
「歌仙が喜びそうだったから...」
「...いい子...Aちゃんと一緒でいい子..いいよ無料!ちょうど羽の生え変わりだったから無料!!ありがとう!ありがとーう!!」
小夜が美人にウザ絡みされてる...というか猫ナイス...主を即座に守るなんて刀剣男士としての素質充分あるよ
「...美鶴おみゃぁの高級品に匹敵するはずにゃ...にゃんで売れ残ってるにゃ...」
「あたいの作ったの買ったら呪われるって噂がたってるの!そんなことしてないのにぃぃ!!」
「あのさ...これ別本丸の歌仙なんか欲しいと思うんだよね」
「安定どういうこと?」
「万物屋に交渉すれば?」
「採用です...僕でも見れば分かります」
「ほんと!?うぅぅ....鶴の恩返ししちゃうから!手料理とかいくらでも作っちゃうぅ!」
「うるさいにゃ」
『...にゃ』
美鶴さん...御伽噺の鶴の恩返しの親戚の鶴らしい...通りで...恩返しとか詳しそうに見える訳だ....
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雪女 - 更新楽しみにしてます (12月15日 8時) (
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作者名：のうな | 作成日時：2023年12月12日 6時
