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清光視点
もぉぉぉ!!主の事俺十分認めてるからぁ!そんなところにひきこもってないで出てきてよぉぉ!!抱きしめるから!!
「主君!僕主君のこと大好きなのでギュッてして欲しいです!」
「ぼ....僕も!」
「お小夜が言ってるんですよ!早く出てきなさい!!」
「宗三...彼女にも心の準備があります...それに...私達もゆっくり彼女に寄り添えれば良いんです...」
『愛染なさそう』
「そうか...じゃあ早く出ようぜ...でどうやってでる?」
『...わかんない』
「えぇ!?」
障子の向こうで焦ってる声が聞こえる...無意識なら出来るけど意識したら出来なくなっちゃう系ね...ってかどうすんの!?主と愛染出れないじゃん!明石が発行しちゃうって...!
「...あ...そうだ...連絡」
綾萌ちゃんから貰った携帯...たしか...使い方があってればこうなはず....プルルルっと音が鳴る...2、3回なったあとまた別の音が鳴って綾萌ちゃんの声が...
〈はいどなたでございましょうか〉
「お....俺清光!」
〈清光様!?如何なさいましたの?〉
「あ...主と愛染が結界から出れなくなっちゃって...」
〈...そうでございますか...私が急いでまいりたいのですが...仕事でございまして...頼んでおきますわ...政府の方にも連絡しておきますので...〉
「ありがと〜!」
とりあえず安定と相談してみんなに言う...すると次々とそいつは信用ならんとか...いやいやおかしいでしょ...綾萌ちゃんが信用してるってことは主が好きな人ってことでしょ?なら..大丈夫...
「清光本当に大丈夫?」
「...うん...主って呼ぶ人はさ...短刀の3振りだけでしょ?だからさ..主の顔ちゃんと見て言いたいんだ...主って」
「いいじゃん...僕も言う」
「それに...主を助けてくれる人って事なら大丈夫だよ」
ゲートが開いた音が鳴る...はっと気づいて顔を上げた瞬間ゾワッとした寒気...やばい...俺たちより強い...でも...その顔は優しい女の人...もしかして...
「あ...あの!」
「ちょいと聞いてもええ?綾萌の代わりにばばが来たでねぇ...Aんとこ案内してくれると助かるよ」
「...うん!待ってた」
「...ばば?」
「よう言われる...わてら妖怪は時代によって姿変えるんよ....今のわて...ばばあやって言うても冗談やろって言われるん」
ほわほわしてる...けど相当実力者で...腰に肉切り包丁がプラプラとしてる...そういえば言ってたな...山の実力者2位って...
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雪女 - 更新楽しみにしてます (12月15日 8時) (
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作者名：のうな | 作成日時：2023年12月12日 6時
