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膝丸視点
急遽映像が...おそらく出撃して言ったのだろう...主候補のAが....姉である綾萌と共に...しかも向かったのは厚樫山....三日月が渋い顔をしているんだが....
「やはりあやつらも....」
「いや多分分かってねぇよ...山なんだろ?自分たちの得意分野で行ったんだ」
「どういうことだ?」
「あぁいうことだよ刀共....地形を味方につけた妖より怖いもんはねぇよ」
そう言って見ろとジェスチャー...すると....確かに時間遡行軍と遭遇していたが....動きが止まっている....よく見れば細い糸が絡まってる...そして引っ張ると...簡単に切り刻んでしまった....
「女郎蜘蛛の糸だね...それもかなり硬い...晴彦....彼女は」
「あの子はもう死んでるから審神者....には無理かもな....人間への復讐も少なからずあるはずだ」
ただ糸という点だから簡単に奴らは復活した...はずだった...ぐっちゃりと画面が赤くなる...画面からは綾萌がくすくすと笑っていた...
「あらあら...Aは遊ぶのが本当に好きね...奴らは殺ってもいいわ...あなたのお友達...膝丸様と髭切様と鬼丸様を傷つける敵よ...掟には反してないわ」
『うん....1匹残らず叩き潰す』
「ふふ...相変わらず身長に対して武器の大きさが尋常じゃありませんわね...まぁ...私もかしら」
Aは自身よりも2倍ほどあるであろう棍棒....綾萌はバトルアックスだろう...2人とも華奢な見た目を視点ごつい...しかも逆に時間遡行軍が逃げているんだが....いや...あの...かつあげ現場なんだが...
「....どう思う...相棒」
「資材特別に送れるか上に取り合ってみよっか」
「だな...」
「それいいのかい?」
「良いんだよ...俺もこれから苦労するだろうし...綾萌さんが離れたら...仲間がいなかったらまたあの子は独りだしね」
「それって....」
「あの子が...暮らしてた家は前任の家...そこで調べたけど...あの子は冷たくて寒い倉庫で暮らしてたパン一欠片....今よりももっと痩せ細ってて...何も知らないこ...」
「そんな...国広」
「...俺たちと似た境遇かはたまた...それ以上か」
「わし...受け入れたい...何も知らんちゅうことはさしみいからのぉ...わしらでいろいろ教えたらどうじゃ?」
「そうだね...雅の事なら教えられそうだよ」
「...弟たちが帰ってくるのならば...」
「...前任と同じことが起きなければ俺もいい」
「なら決定じゃ!わしらも徐々に触れ合うぜよ!」
ワイワイと盛り上がる中帰還の鈴が高々と鳴り響いた
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雪女 - 更新楽しみにしてます (12月15日 8時) (
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作者名：のうな | 作成日時：2023年12月12日 6時
