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A視点
住処に帰ろうと思ったら罠に引っかかった...これは作った罠じゃない...人間?また来たか...?この前銃弾打たれたばかりなのに....
「おーおー...威嚇してらァ」
「全く...もっと丁寧にしてあげられないのかい?」
「相手は野生児だぞ...しかも村の連中には妖怪として噂されてるんだ...警戒した方がいい」
人の匂いと...別の匂い...これやばい逃げた方がいい...そう思って縄を引きちぎろうとしたけど...これは違う...普通の縄じゃない...
「おーおー....元気だねぇ」
「想定より小さい子だね...それに完全にこちら側に片足突っ込んでるだろうね」
「だねぇ...おい俺の話聞けるか?」
「...ダメそうだ...どうする?晴彦」
「保護して検査だろぉ?とりあえず餌付けすんぞ」
なにか出された...肉...?なんの?クマじゃない....かじれば美味い...柔らかくて美味しい...いつの間にか下ろしてもらった...こいつが仕掛けただろうけど...警戒して損は無い...
「まぁまて...聞いてくれお嬢ちゃん」
『...おじょーちゃん?』
「おぉ...言葉の理解は出来るんだな...お嬢ちゃんにな?審神者ってやつになって欲しいんだ」
『さにわ』
「そーそ...お嬢ちゃんの片割れさんがこいつと同じような連中に殺されちゃってねぇ...んでその引継ぎの白羽の矢がたったのが君なの」
「晴彦...その説明で俺が警戒されたんだけど?」
「大丈夫だろ...この子結構賢いぞ...ちゃんと自分で力強く生きてた子だからな...それに...呪いも受け入れてる...こりゃどおりで長生きで人離れしてるわけだ」
難しい話だけど...あいつが死んだ?ということか...?母様が可愛がってたからただ置かないと思ってたけどこいつらはいいのか...
「とりあえず俺に着いてきてくれないかな?」
「悪いようにはしないよ」
『...承知した』
「服もどうにかしねぇとなぁ」
「まぁ...可愛いからなんでも似合うと思うよ」
動く箱に入れられて来たのは人間が沢山いる...変な家...検査?というのをされた...口に突っ込まれたり...おぇっとしかけたけどちゃんと出来た...なんか褒められた
「おし....霊力はすげぇな倍かよ」
「だね...えっと...名前は...」
「あのババアが言うならAちゃんだ」
『....!なんだ!』
「いい反応だね」
「良いか?これから行くところは君の片割れがやらかした所だでも大丈夫...君は強いよ」
初めて頭を撫でられた...ほわほわして暖かい...変な門の中に入るよう指示されたからゆっくり入った
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雪女 - 更新楽しみにしてます (12月15日 8時) (
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作者名：のうな | 作成日時：2023年12月12日 6時
