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長義視点
学校に連絡し環境に慣れず風を引いたと嘘の電話をした...ほかの5人はいつもの事だからと連絡はしないらしい...卒業出来る単位は既にとっているとの事...まぁ...Aだけは本当に熱が出てるんだけど
「長義....」
「おそらく過度の霊力不足だ...主に連絡して対処法を聞いてみるから....」
「あぁ...」
「どうすんだ?料理は誰もできねぇぞ!?」
「俺一応できる」
「獅子王でもできる獅子王がいるんだな...」
「それ別個体だから!」
とりあえず連絡をと思ったら肩を掴まれる...振り向けば..三月と一期...もしや...混ぜろということだろう...これで未来に影響が出たらどうするんだ...
「問題ない..俺らの記憶に影響が出るだけだ」
「元々死ぬ覚悟はうぐ以外は出来てんだよ」
「は...はぁ...って...まった...できてる!?」
「俺らの仲間には預言者が居るからな」
そう言って卵を割っている江雪の方を見る...そういえば彼は未来予知ができる...それも事細かに...それに...嘘をつかないからこそ分かるのだろう...
「...という事で2人も参加してる」
〈なるほど?〉
〈ほ...本当にそっくり....〉
「俺の主は女の子か!」
「話が脱線するだろ」
「とりあえず...主...鶴丸が霊力不足で発熱したんだ...」
〈おう....桜さんは分かる?〉
〈話程度には...ただ実際やったことは無いので...〉
〈そうか...普通に休めば大丈夫だが...早く治したいと言うのなら...神気で代用可能だ〉
「ありがとう主」
〈良いってことよ...ただし唾液とかそういうのが良いってやつだ...やるのは...恋人とか...それぐらいだろ〉
「え....俺むっちゃんにやってもらいたい....」
「殴られろてめぇ...」
「よく考えろ...蜂須賀にやって貰えるとしたら...どうする?」
「よくわかった...1回やられてこい」
〈...安心しろ聞いてないから〉
〈....陸奥守さん...お部屋入って来ちゃダメですからね!?〉
〈近侍だったんですね〉
〈はい....たまたま外出てて良かったです〉
とりあえず通信を切って部屋を移動する...すると獅子王と江雪くんがお粥を完成させていて...味見を肥前と同田貫と大倶利伽羅と鶯にさせていた...
「うまい」
「おかわり」
「...食えはする」
「Aが好きな味だ」
「だろぉ?」
「これなら大丈夫だな!」
「俺が持っていくよ...偽物くんと相談したいしね」
「まじかよ」
「えぇ...」
知っている2人から引かれた目をされたが仕方ないだろう?それに明日は楽しみがあるんだろ?
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作者名:のうな | 作成日時:2023年11月9日 21時