検索窓
今日:16 hit、昨日:20 hit、合計:2,564 hit

91 ページ43

まんば視点

油断した...浮かれていたんだ...鶴丸が恋刀になっていつもの戦場でヘマをして....何とか勝ったが....その後でてきた検非違使で....あの時はやばいと思ったが...とりあえずどのくらい寝ていた?うっすらと目を開ける...障子の外は既に暗い...

「...手入れ部屋か....」

既に完治してからどれぐらいたったか知らないが...腹が鳴った....鶴丸にも心配かけたな...部屋で既に寝ているだろうか...?そう思いながら布団を出ようとしたら...すぐ側に真っ白い誰かが横たわっていて驚いた....

「...びっくりした...気づかなかった....」

どおりで手が動かなかったわけだ...俺の手に縋りついていつもより体を丸めて...だが...畳の上で寝てるとはな...風をでも引かれれたら俺的にはいやだが...

「...鶴丸...鶴丸...起きてくれ」

『....ん.....んんッ...き...り...くに?』

「あぁ....おはよう?」

『良かった...おきた...本当によか...た...』

「寒くないか?とりあえず主に報告しに....ん?」

本当に珍しい...鶴丸から口付けはあまりないから...ちゃんと俺が生きていると実感するように何回も...とりあえず満足するまで付き合い手入れ部屋から出る...もちろん手を俺が引いて

「もう暗いな」

『...そ....うだな』

「...足元見えるか?」

『何とか』

いつもこんな風にしたいが....鶴丸自体照れ屋なのもある...今ここでがっつくのも悪いし部屋でがっつかせて貰おう....

「...電気がついているな...すまない今の時間を聞きたいんだが...?」

「お?おはよーさん!主の見立てだと昨日ぐらいって言ってたのにねぇ!夕餉は終わっちゃったよ?」

「後ろにいんのは鶴丸かぁ?ちょうどよかった!酒飲みに付き合えよ」

『...今は...いやだ...』

「...お....おぉ?...そうかい....主なら報告書仕上げてるんじゃねぇか?」

「感謝する...鶴丸行こう」

『...出来ればゆっくり頼む』

「....もちろんだ」

甘えている鶴丸が珍しいのか目と口をパカーンと開ける次郎太刀と日本号....そうなんだ鶴丸は甘えると可愛いんだ...そう心の中で自慢しながら主の元へ....

「失礼する主」

「おぉ...まんば起きたのか....って起きた!?大丈夫か!?」

「平気だ」

「そうか...鶴丸がお前の傍で爆睡してたから...夕餉は厨に置いてあるからな」

「感謝する...行こう鶴丸」

「いたんかい」

『...ずっといた』

若干俺に体重を乗っける...今回は結構心配かけてしまったな...

92→←90



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:のうな | 作成日時:2023年11月9日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。