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鶴丸視点
本丸に帰れば生暖かい目線が突き刺さる...でも俺からすればどうすれば良いのか分からなくて....!
「お前ら!引き継ぎできたまんばと鶴丸がくっついた!!祝杯だ!!!」
「かんぱーい!」
「で!どっちが奥さん!?」
「包丁殿!それはまだ早いですぞ!?」
「僕的には兄弟がリードする気がするんですよね!」
「なにいってるんですか!へいあんとうのいじをみせなさい!」
『....俺...平安刀だけど違ぇんだけど....』
「あぁ...そっか...鶴丸は学生だもんな」
『年齢的には118歳初代とクズと主しか俺を振るうやつは知らんぞ』
何度も言うようだが俺には刀の記憶はない...むしろアイツらと無茶やってた時の記憶の方が鮮明だし....
「...じゃあ...鶴丸は...俺より歳上の刀だが...若造なのか?」
『...そういうこと...なんじゃね?あと....ちけぇよ...ばか』
「...!すまないがよく聞こえなかった」
『おい!...重いぞ!』
今でも信じられない...100年の付き合いで初恋に近い山姥切国広と付き合っている...しかも別個体ではなく同個体だ...奇跡通り越してもはや運命だろ...
「思ったんだが...神様同士なら性別超えて子供ってできる?」
『ごほ...ごほ....は?』
「ちょ...!主食事中だよ!?」
「それに弟たちも見ているんですぞ!?」
「いや純粋に疑問...俺の力で人の身を得てるけど...子供とかどうなんだろうなって...」
「まぁ思いが強けりゃできるだろうな」
「本当か三日月!!」
『変なことを言うな!三日月!』
まんばがさっきからおかしいんだというか...!保健体育?の授業なのか!?俺勉強はしたけど先生の説明が変態すぎて鶯から聞いてたんだが...!?
『...こ...恋人=年齢居なかった俺に難しい話をするな!お...俺は今日...!秋田と寝るからな!』
「わーい!鶴丸さんいいんですか!?」
「鶴丸!?」
『もちろんだ!』
「実はにっかりさんにお願いして粟田口部屋に止まってもらおうと思ってて...」
『...青江...俺だけじゃ対処不可だ石切丸と南泉連れてこい』
「いやぁ...だって行ける?」
「まぁねぇ...僕の出番かな?」
「にゃんでだよ!」
『猫は見えない気配を感じやすい...そういうことだ寝ずに行くぞ』
「はは!鶴丸の旦那...山姥切の旦那の口が空いてるぞ」
『...意気込みすぎだばーか!....心の準備をさせてくれ』
粟田口の短刀達を連れて部屋を出る...ちなみにやばい怪異ではなくてただの通りすがりの迷子だった...さだが送ったから大丈夫だろう...あとは結界だな
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作者名:のうな | 作成日時:2023年11月9日 21時