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まんば視点

何が起こってるのか分からなかったが本科に首を引っ張られ全員部屋から退避...そして襖を思いっきりしめ...霊力の流れをたった...

「はー...はー...俺より何倍だ...こんのすけ」

「おそらく10倍以上かと思われます...」

「あのわんころ一体どこから...」

「主...あのわんちゃんは...Aくん...前世の鶴丸の式神だよ」

「そういえば...三月と一緒にいた猫又も式神だったな...」

「...Aは式神に霊力を与えることでパワーアップしていた...もしかしたらその霊力が蓄積しているのかも...」

「なるほどな...こんのすけ」

「はい!あちらにも連絡してみます」

しばらく待てば中からカリカリと音がする...手をの場所障子を開く...ゆっくり...主は画面を見ていて気づかなかったのか俺に止まれと言ったが既に隙間が空いていた...

「はっはっは...わん!」

「...いいのか?」

「わんわん!」

ぴょんぴょんと飛ぶさだに誘われゆっくりと入る..傷が良くなってる...いつもの...鶴丸だ...久しぶりに会えた嬉しさと...お前にもっと早くいえなかった後悔でぐちゃぐちゃで...ボロボロと泣き出してしまう...

「ふ...ぐす....つる...」

『....きりくに....おはよぉ....』

「つるまる...!よかった!良かった!!」

『...まってくれ...繋がったばっかりなんだ...あぁ...でも...俺の事抱きしめて貰ってもいいか?』

へにょっと笑ったのを見た瞬間すぐにゴロンと横になって抱きしめる...ぎゅうぎゅうと締め付けるのではなくて...添い寝のような...かんじで...

「あぁ...鶴丸だ...」

『そんなに実感してもなんにもないと思うが』

「...その...きす...してもいいか?」

『...いいぞ...こっちでも』

んべ...っとでも言うように舌を出したのを見て....思いっきり食らいつく...軽いのからどんどん深く...逃げようとモゾっと動いたが...それも一瞬のことだけですぐにピタリと止めた...

「はぁ...はぁ...すまん...」

『ん?あ...?』

「病み上がりなのに無理させた...」

『いい....切国なら...いい』

「そうか...」

俺が安心した素振りを見せればふっと笑い..また...目を伏せ眠った...元々疲れやすい体質なのだろうか...?そういえば....いいってどこまでが良いんだ...?恋人のような事もしても...怒らない...?のだろうか...?少しもやもやし始めたが...目の前で本科が手を叩いた...すごい呆れ顔だ

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作者名:のうな | 作成日時:2023年11月9日 21時

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