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トウマ視点
あれは...水害と火災に落雷...3人揃ってる...でもなんか...辛そう...
「...厄災おねーちゃん味方に戻ってよぉ!」
「私たちの願いが消える...妖魔界と人間界の破滅が...」
「ほう...なら私は力をかさん...なんせ...友はこちらに居るからな」
『...や...夜桜!我もやる...やらせてくれ...皆に守られ続ける弱い王は嫌だ!』
「A様...」
「...無理はするな」
「よっしゃ!頼んだ!」
『それに...お兄さん達は...本当は良い人だ...だから...我は今の全力をぶつける!』
「...はっ!やってみろちび幻王!」
「...最初から恵まれてるお前に言われる筋合いはないわ!」
「..ビリビリ〜どかーん!」
急に激しい戦いに入る...けど...前と違ってみんな落ち着いているし...スピードも追いついている...もしかして...夜桜が厄災ではなくなって...弱体化している...?違う...Aが居るから...!
『玄武!かっこよいぞ!』
「水の扱いは儂の方が手馴れておるわ!」
『不動もう一回だけ!』
「任せるがいい」
『阿修羅!敵の火も一緒に!』
「送り返してやらぁ!」
「Aちゃん!危なかったな...」
『さすが朱雀!早いな!』
「今度は奪わせねぇ!」
『白虎!右から来ておる!』
味方を景気付けながら...回復に回って....隙を見て攻撃...チクチクと刺さる攻撃と味方を守る...その戦い方が...Aらしい...するとナツメがエンマ様とカイラ様を呼び出す...
「...蛇王カイラ...」
「...エンマ大王」
「...ﾁｯ....火災!」
「わかってる水害!」
「よーし!僕も!」
『カイラ!エンマ!』
「無事のようだな...」
「あぁ...だが...身内がこんなことしてるとはな...」
身内...じゃあ...火災はエンマ様で水害はカイラ様なんだろう...でも...すごい火災と水害は辛そうな表情をする...
「...お前らに...俺達の何がわかる!」
「昔のように争えば良いだろ...私たちには手を取り合うことも許さなかった!イザナとミカドの宿命だと!」
「火災は!俺と一緒だった!他の者より妖術が優れていた!だから周りと避けられて!俺と同じだった!」
「水害はイザナというだけで他の奴に避けられた!他の奴らより心優しかったのに!それに誰よりも努力家だった!苦手な剣も克服していた!」
「それは昔のことだ...もう手を取り合っても良いんだ」
「私達も最初はぶつかった...だが...和解したのだ...だから...」
「「私俺達も"家族"と分かち合いたい」」
すっと手を2人に伸ばしたか表情は穏やかだった
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作者名：のうな | 作成日時：2023年8月31日 17時
