検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:533 hit

59 ページ10

A視点

いやいきなり呼び出されて全くわかってないからね?この部屋から出ないでねって....いや僕は出るよ...内側から鍵空けれるし...

『さっさと出て文句言いにいこ...』

「行かせませんよー!なんたってこのミッチーが開けても閉めますから」

『...えぇ....』

「なんだかよく分からんが...とりあえず痣とかないか?」

『いやいや...流石に大丈夫...それにもう来ないと思うし』

「それは...?」

スマホでニュースを見せる...男女二人が交通事故に巻き込まれ死亡と....赤信号を渡っていたと...朱雀はなんのことか一瞬分からなかったようだけど...たらりと汗が出てる...

「これ...Aが...やったのか...?」

『やってない...ちょっと呪っただけ』

「ちょっと所ではないだろう...命までとる必要は無かっただろう....?」

『...じゃあ...白蛇はどうだったの?』

「我は白蛇が呪ったとかは知らんが...」

『じゃあ...僕も朱雀のこと知らない』

「えぇ!?」

白蛇も僕も同じ...我慢できなくなったら呪った...それに...朱雀を取られるの嫌だったから....だって朱雀は白蛇のだもん...僕の親なんかにあげない....まぁ...物じゃないけど

「...そんな知らないと言わんでくれ....それに破魔の力も何とかせねばならんのだろう?」

『白蛇が僕におまじないかけたから無理』

「...何故?というか起きてなかったはずだ...」

『...自分にかけられてるおまじないぐらいわかる...無理をしないように制限時間が掛けられてるし...破魔の力も条件があるし...あと...』

「...あと?」

『何でもない』

この赤色のおまじないだけは...教えてあげない.....だって朱雀が白蛇にかけたやつだもん...

「...んじゃぁ...その条件とは何だ?」

『...僕に力を示す...朱雀達がやったように....皆の今の力量をぶつけること』

「ではなくて...あとが気になる...教えてくれないか?内緒にする!」

『.....やだ...朱雀には言いたくない....』

「むぅ...じゃあ...我が昔やったまじないを教える!」

『...白蛇に教えてもらったまじないで?』

「そうだ!我は教えてもらったまじないで....我の事好きになって欲しいと....まぁ...上手くできたかは...分からんかったが....ッ?」

『....あたり...何だてっきり忘れてたと思ってた』

ほっぺにキスした...そこまで覚えているなら気づいてくれ...僕の思いに....パクパクと口を開けてる朱雀を見て...くすりと笑った

60→←58



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:のうな | 作成日時:2023年8月7日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。