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A視点

そんなに僕に似ているのかな....白蛇さんは僕より堂々としてたし...今度みんなを連れてきていいか話してもいいかな...

「そういえば...Aアキノリは見なかった?」

『うぅん....僕ずっと朱雀さんといたから』

「朱雀...さん?」

『うん....すごい...優しい人だよ』

「ちょっと待って会いに来たのって朱雀なんじゃ...」

「A我を呼んだか?」

『あ...うん....ちょうど朱雀さんの話をしてて...』

「ちょっと待って欲しいでうぃす!Aさんいつの間に仲良くなってるんでうぃすか!?」

『....きっと...縁があるんだろうね...朱雀さん達と』

妖魔界に居るから...わかる...他の2人の場所が...不動明王は眠ってるけど....阿修羅も....でも...分かるの....僕は...うぅん...我らは太古より強い縁で結ばれているのだから

「とりあえずAくんはこっち」

「あ...あまり引っ張るな...他の人の子より随分体重もない...むしろ細すぎて心配になってしまう...!」

「朱雀....僕と同じ考えの人初めて見たよ」

「いや多分全員思うと思うよ....」

「親バカならぬ友達バカでうぃすね」

「ところでケータきゅん...白蛇の姿本当に見たでうぃす?」

「ちょっと!俺嘘は言ってないよ!!」

「なに!?白蛇はまだ生きておるのか!?」

「いや!すぐ消えたから分からないけど....」

話が右往左往してるけど力試しに...力を借りるなら力で征す...だっけ...この隙に...白蛇が残した蛇を回収する..,また...あの欠片...もしかしたらまだあるのかも..,

「ぐっ....やはり強い...!」

「瞬間移動みたいなのずるい....」

「風が強すぎてまえみえないんだけど...」

『....えっと....僕も戦った方がいい...?』

「「「ダメ!!!」」」

「我はAを傷つけたくないぞ!?」

朱雀さん迫真...でも...戦うのは僕じゃないから...大丈夫だと思いたいんだけどなぁ...でも...難しいかな...?

「よいか!?そなたはただでさえかよわいのだ!そもそもここは山頂だ!風邪をひいても我は知らんぞ!?ちゃんとご飯は食べておるか!?暖かいところで寝ておるか!?」

『...前まで外で寝てたし大丈夫だよ...?ご飯は...捨ててあったのが多かったかな...あ...でも今はピザかな...?トウマの家に上がらせてもらってるの』

「...こ....小遣いは...?」

『お母さんが全部使っちゃって...』

「か....稼ぎは?」

『バイトしようと思ったらやめろって怒鳴られちゃって』

その後も色々聞かれて朱雀さんにぎゅーってされた....

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作者名:のうな | 作成日時:2023年7月26日 0時

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