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トウマ視点
急いでウォッチランクをあげていざ突撃...山だ...Aくんの姿は見えないけど...大きな鳥がいるな....
「Aくーん!」
「Aさーん!いるなら出てきてよー」
「ダメだな....トウマ!そっちは?」
「草むらに隠れる訳ないと思うけど....居ないっぽい...」
なら1人で先に行った..?いや1人で行こうとする訳ない...すると大きな鳥が近寄ってきた.,,持ち場あそこだったよね...?
「人の子なら朱雀様の元にいるぞ...体調を崩してしまったようで...1番安全な場所は朱雀様の元だろうしな...」
「ありがとう...でも体調を崩した...?入る前は元気だったのに....」
「そういうのは本人に聞きましょう...朱雀の元に行きたいの...!お願い連れてって!」
そう言ったら何と...アキノリだけ行けないよう...ウォッチ使いだったら行けるって言ってたけどさすがアキノリ一緒に行くらしい...しばらく行けばアキノリが居なくなって探す...
「アキノリー!」
「アキノリ!」
「あれは....アキノリじゃないけど....誰だろう...」
「ちょっとお待ちくださいねぇ...な...なんだってぇ!ケータきゅん!先程居た人は白蛇!ただ白蛇は既に死亡説が強い...との事です....」
「じゃあ....俺たちが見たのって....」
不動明王が居れば聞けたかもしれないけど...ケータくんははっきり見たんだろうけど..,僕とナツメは1部しか見れなかった...覚えておこう...,タンクトップに袴...よし...
「これ...もしかしてアキノリ落ちた?」
「俺に関しては幽霊みた...?」
「あるかもね...」
とりあえず先へ進むことに...アキノリの事だから何かやってくれるだろうし...とりあえず徘徊している妖怪を避けながら進む...ようやく登った山頂に...Aくんが居た....良かった
「Aくん!」
『...あ....みんな』
「良かった怪我は無い...?」
「...あれ....ウィスパー....さっきの画像見せて?」
「え?えぇ...良いでうぃす」
巻いていた包帯は不器用ながら直されていて...さらに深い傷は無さそう...するとケータくんとウィスパーが大声をあげてAくんと妖怪パットを交互に見ている....
「は....白蛇って....そっくりだから白蛇って言われてたんだ!!」
『...?だ...れに?』
「ごめんね...気絶してたから分からないよね...」
「不動明王によ...父さんちょっと見せてー」
確かに画像は少し古いけどはっきりわかる....髪色も肌色も目の色も...そっくり...それにAくんは全て生まれつき...謎が謎を呼ぶとは...
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作者名：のうな | 作成日時：2023年7月26日 0時
