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トウマ視点

また場面が変わる...今度は...朱雀と白虎?だろう....かなり傷だらけだけど処置はできてはいるが....気絶...それを懸命に担いで運んでいる...よく見れば白蛇は朱雀よりも小さい...さらによく見れば白蛇の方が大怪我をおっている...歩くのも辛いはずなのに....

『...小童共め....玄武に...叱られてろ...くそぅ...前が...目が...はっきり見えておれば....』

そういえばあの時...阿修羅?に文字を読めるようにしないのか?と聞かれていたがはっきりと無理と伝えていた...つまり白蛇の目は見えてない...

『...やはり...玄武の作戦通り...我があちらに居れば良かったか...?だが...こやつらとの中が深められるのなら...この怪我で済むのなら良いな...』

白蛇はもう倒せる寸前だろうに...まだ歩き続ける...自分より大きな2人を...だけど限界だったんだろう...ずしゃりと倒れたが...力を振り絞って...朱雀と白虎を...寄せて...大きな白い大蛇である幻獣に変わり2人を隠した...傷があるからか徐々に白い部分は赤色に染まった....

『...せめ...て...このこら...だけでも...ま...まも...ら...ねば....』

「白蛇!」

「玄武のじいさんいたぞ...!」

「....遅かったか...?」

うっすらと聞こえる声に目を閉ざした...また...場面が変わった...大怪我をおってベットで横たわっているが...意識はあるようだ....

「...暇じゃ...」

「暇だと....」

「すまぬ玄冬...じゃが...暇でのぉ...空天と朱夏様の将来を占ってばかりじゃ」

「馬鹿者...玄武が部屋のドアをぶち壊した時何事かと思ったのか...」

「...小童共の教育じゃ...玄武より...我の方が頑丈じゃしの...それに...もうあやつらは歩けておるのじゃろう?ならよし」

「良くない...白蛇...不動明王が先程の会議でキョロキョロしてたぞ...貴様が背中にいないと落ち着かない病でもなったのか?」

「知らん」

「阿修羅が白蛇酒だ!と言って貴様の部屋に入った瞬間居ないんだったって言う顔して出てきたぞ」

「ウワバミじゃからな...我」

「朱雀と白虎はしおらしくなったぞ」

「しおらしくなったとゆうのに見舞いにはこんのか」

また...場面がかわる....今度は...独りだ...どこか暗い場所...ここは...どこだろう...

「...白蛇大冷刀は...やつに奪われてはならぬ...ならば我自信におまじないをかけよう...そして...自害しよう...それならば...空亡に利用されることもあるまい」

そう言って叩き壊した...ブツンっと...暗転

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作者名:のうな | 作成日時:2023年7月26日 0時

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