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A視点
新たに新人が参戦...いや...本当に足でまといだなぁ...ハクちゃんだってもう1人でも大丈夫なのに....くらいこと考えちゃダメだよね...
「ナツメさん達の商店街楽しみだね」
「うん!未来の商店街楽しみ!」
「凄いからね...」
『...そういえば...ナツメちゃん...プール掃除...大丈夫?』
「あ....そういえば」
「え...あ....!忘れてたぁぁぁぁ!!」
急いで中学校に走っていっちゃった....僕達も追いかけるて何とか追いついたが....先生が終わらしてくれていた...よかったねぇ...と言われたあと...宿題とも言われた...どうしよう...先生に言わなきゃ...と思ったらいなかった...まぁ...担任じゃないしね...
「じゃじゃーん!ここが商店街!」
「わぁぁ!おっきいね!」
「なんかイベントやってんな....」
「プリコン...?ってなんだろう...」
『...さぁ?』
周りの人に聞くとプリンセスコンテスト...略してプリコンらしい...フミちゃんがナツメちゃんとならっといい参戦して行ったけど....結果的には別の女の子...アヤメという子が優勝に....
「惜しかったね...」
「でも楽しかったよ!」
「良かったわね」
「A今日も僕のうち来る?」
『うぅん....お母さん話があるって...連絡来たから家に帰るよ』
「そっか...」
各自別れて帰る....僕も1人で...一体...なんの話しをされるんだろう...家に帰れば...お母さんがいつもと違う顔で...表情で話しかけてくる...
「おかえりなさい!A」
『た....ただいま』
「聞いて頂戴!あなたのおかげで私お金持ちになれるの!」
『....え?』
「貴方を買いたいって人が居たのよ!気味が悪い貴方のこと!」
『...うん』
「ほんと....居なくなって清々するわ!これなら子持ちだからって遠慮する彼も居なくなるだろうし....」
『...う...ん』
「ほんと最後の最後にありがとうね....流石手元に残してただけはあるわ.....貴方のこと高額で買ってくれるんですもの!」
ザクザクと突き刺さる言葉を...飲み込む...そのまま部屋に入ってうずくまる...何を言われたのか理解がまだ追いつかない...じゃあ...僕....みんなと離れるの...?
「...うむ...あやつ...動くのが早くて感謝じゃのぉ」
『ハクちゃん...?』
「よく聞け...これからお主が世話になるやつは...われが最も信頼している者じゃ...安心するといい」
そう言って頭を撫でてくれた...どうやってみんなに相談すれば良いんだろう...?
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作者名：のうな | 作成日時：2023年7月26日 0時
