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A視点

双剣山までちゃんと連れてかれて治療を受けてる...しかも逃げ出さないようしっかり監視付き....ハクはシャーシャーと威嚇している

「我に向けて威嚇をするな...主人が傷だらけのまま放っておく法が悪い」

『ハク....』

「安心せよ...ちゃんと治しておくから....」

「む?...すまぬすぐに戻るからな」

「あぁ...呼び出しか」

すると一瞬で消えた...呼び出し...?あぁ...召喚みたいなのかな...?トウマかアキノリに呼び出されたんだな...

「あまり無理するなよ...ハク...いや...白蛇」

『白蛇...?』

「むむ!われに気づくのか!」

『わぁ!?』

ハクからぼふんっと音を立てて小さな白蛇になった...なんかかわいい...

「白蛇はもう死んでおるからのぉ....ハクちゃんとでも呼ぶが良い!」

『ハクちゃん?』

「なんじゃA!」

「お前たちも色々と大変なのだな...」

「ふむ...まぁ...われの場合は白蛇大冷刀の欠片が大半集まって戻れておるがのぉ!」

僕の膝の上にちょこんと座っている....髪は長くて三つ編み...手足や頬には蛇の鱗...右目は前髪で隠れている...

「これならば!われも堂々と護れるぞ!」

『朱雀さん帰ってくるかもよ?』

「なんじゃと!?」

「行動が早いな」

「...?何の話だ?」

本当に言葉通りに朱雀さんが戻ってきたので麒麟さんと笑ってしまった...朱雀は不思議そうに首を傾げている...

「ははは...A本当に...帰って来おったぞ」

『ふふふ....そうですね...』

「我がいぬ間に一体何があったのだ...」

「朱雀よ...治療は終わったぞ」

『あ...本当だ...ありがとう麒麟さん』

「感謝するぞ」

朱雀さん僕にギュッてするの好きなのかな...?僕どうすればいいのか分からないけど...僕もぎゅって返してみる...なんかビクって跳ねた...?

「き...麒麟...今我は....」

「抱き返されているぞ」

「う....愛い!」

『わ〜髪の毛サラサラ....』

「愛い!!!!」

とりあえずフウくんとライちゃんの場所に行きたいな...でも...僕帰り道分からないんだよなぁ...と思ったら朱雀さんが妖魔界に連れてってくれました....

『ガチャランド...?』

「あぁ...寄り道していくか?確かコインはあったぞ?」

『良いんですか』

「良いぞ」

朱雀さんから貰ったコインでガチャガチャすると...白玉...開けたら...小物が出た...これ時計?首に下げる感じの...なんか鍵させそうな場所もある...なにこれ...?

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作者名:のうな | 作成日時:2023年7月26日 0時

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