弐 ページ2
｢下がれ。｣
うらた様が仰ると戸の向こう側から短い返事が聞こえた。
｢…�狡擦旅餃瓩範辰傾腓Δ里任垢�？｣
尋ねると、戸の方向に向けていた身体を再び私に向き合わせた。
｢ああ、｣頷いて言った。｢その事でお前の元へ来た。｣
｢何を…話されるのですか…？｣
私の問いかけに、うらた様はすぐに答えて下さった。
｢それが分からない、鳥の国からいきなり�狢价未�したい。�瓩箸世噂颪い峠颪�送られてきたんだ。
…�爐世鵜瓩噺世辰燭�実際は前後に堅苦しい文がずらりと並んでたけどな。�狄動Δ覆覯屬旅顱△Δ蕕人佑茘瓩箸�、な。でも中身は結局�狢价未両譴�欲しい。�瓩澆燭い併�しか書いてなかった。｣
｢そう、ですか。
…っわ！？｣
私があまりにも不安そうな声をもらすので、うらた様は優しく笑って私を抱きしめた。
｢大丈夫、怖い事は何もしねえから。｣
そう言って私の頭を撫でるうらた様。何だか子供扱いされているような気がして恥ずかしくなった。
___正直私は、鳥の国がとても恐ろしい。
それにはいくつかの理由があり第一に、花の国と鳥の国との戦で城下町が焼け両親を失ったのが大きかった。
…私は元々城に仕える侍女なんかではない。
花の国の城下町で生まれたただの町娘であった。
初めてうらた様に会ったのは私がまだ六つで外で一人で遊んでいた時だった。
私が住んでいる近くに子供がいなくていつも一人ぼっちだった私の前に自分より一つ二つ上ぐらいの一人の男の子と出会った。彼は城下町から少し離れた所に住んでいると教えてくれた。
彼にも友だちが居ないらしく、私達はすぐ打ち解けることができたのだ。
それから一年程経った日、鳥の国が花の国に攻めてきたのだ。
大好きな城下町は一瞬にして炎をあげ、両親はあっという間に姿を消した。
煙を沢山吸って、鉄の匂いが立ち込める町、そして両親を失った悲しさを背負った中歩き続けるのも幼い私には限界が来てしまう。
その場に座り込んだところで鳥の国の者に見つかり刀を振り上げられた。
しかし私の身体はいつまで経っても痛みは感じなかったのだ。
__次の瞬間、私を庇って切り付けられた彼の姿を見た。
彼がその場に倒れた瞬間、花の国の者が沢山走ってきて、彼を斬った男を捕らえた。
その場の皆が口々に彼の名を呼んだ___
__うらた様__うらた様__と。
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音羽(プロフ) - めっちゃ続き気になる！！！！ (2021年11月22日 21時) (
レス) @page8 id: 6bfe6097e5 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2020年11月26日 21時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
雨上がりのcrew(プロフ) - すごい。。。この作品私得←これからも更新頑張ってください！！ (2019年7月30日 17時) (レス) id: 11f12a305b (このIDを非表示/違反報告)
奏 - ヤバいぃイィィイ！面白すぎて語彙力がとろけるチーズになりました←これからも更新頑張って下さい！ずっと応援しています！！ (2019年7月30日 15時) (レス) id: eb18b63c38 (このIDを非表示/違反報告)
歌波 - さいこう！ (2019年7月29日 15時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ne6
| 作成日時：2019年7月23日 3時
