episode 8 ページ9
結局その日は小柳宅でお泊まり
ただ、一人和室に取り残されたのだ
一応お客様だからということで
客室に布団を用意されて
暗い部屋にポツンとただ一人
パキｯ、っというラップ音がした時にはもう
小柳の部屋に一目散に逃げた
「こ、こや、、こ、小柳ぃ…!!」
小「…っるさ……」
完全に寝起きで機嫌の悪そうな小柳
「あっちの部屋では寝れません」
小「…布団でも持ってくれば」
「一緒に運んでよぉぉぉ……」
もう1度寝てしまった小柳
でも、一人であの部屋には戻れない
だって怖いし
そうなるともう手段は一つしかない
小柳の大きい体を壁側に寄せてベッドに侵入する
眠りが深かったのか小柳も何も言わないから
私もそのまま寝てしまった
?「………きろ……起きろ」
誰かの声がして目を開けると
眉をひそめた西村が私を見下ろしていた
「おはよう西村…」
西「なんでこやと一緒に寝てんの」
「あぁ…それは」
小「あーんなことやそーんなことを」
「してないわ!!」
寝起きの悪くない小柳
珍しすぎて、明日は嵐かもしれないね、ってやつ
小「あ"ー、お前のせいで眠い」
今更鳴ったアラームを止めながら
あくびをする小柳
「はぁ…もう嫌だ帰れない」
西「じゃあかわりばんこにお泊まりでもすれば?」
「じゃあ西村…!!」
西「めんどくさいんだけど」
自分から提案したくせに全部丸投げか((
だったらいい、中村の母に頼み込んでやるから
さっそく電話を取り出して
中村母の連絡先を見つけ、電話をかける
小「まじで電話してるw」
小柳がそれを言ってから
何コールかしてやっと出てくれた
「もしもし、お母さんお久しぶりです」
中『…朝から何だよ電話して来んな』
電話越しに聞こえるのは
いつもの綺麗な声ではなく
聞きなれた低音のすこしダミっぽい声
「中村、お母さんは?」
中『お前から電話だって俺に携帯預けてった』
「うむむ…お母さんと話がしたいんだけど」
小さく舌打ちが聞こえて
階段を降りる音が聞こえてきた
中母『もしもし? どうしたのAちゃん』
「お久しぶりです!! あの、ご相談がありまして…」
中母『なぁに? どうしたの?』
「中村…っていうか友哉には言ってないんですけど、今日か明日泊めてもらえないですかね」
中母『あら、今日の午後から私いないのよ』
それでも良いならと言ってくれた
中村母はとってもいい人です
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if兄方(プロフ) - 夜月さん» コメントありがとうございますっ!! 私はともやん推しなので、ともやんばっかりにならないようにとおもってたんですが、もうちょっと絡み多めにできるように頑張りますね、笑 (2018年1月4日 20時) (
レス) id: b053bebf6e (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - ともやんとの絡みもっと欲しいです(＞＜) (2018年1月4日 19時) (レス) id: 94104bfcbb (このIDを非表示/違反報告)
if兄方(プロフ) - yuzuさん» 千葉ちゃんは可愛い系統にしようと頑張ってるので、可愛いって思っていただけると私も嬉しいです^^^^ ありがとうございます〜っ (2017年12月31日 20時) (レス) id: b053bebf6e (このIDを非表示/違反報告)
yuzu(プロフ) - 千葉ちゃんおそろしく可愛い…。これからも頑張ってください！ (2017年12月31日 19時) (レス) id: 65ae9a78b1 (このIDを非表示/違反報告)
if兄方(プロフ) - まおさん» 今のところ続けるつもりなんですが、今後の話の内容によっては終わるかもです笑 (2017年12月31日 9時) (レス) id: b053bebf6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：if兄方 | 作成日時：2017年11月18日 9時
