・ ページ41
「なんで？って聞いてんだけど」
「ッあﾞ……！？」
はっきりしない返答に焦りが出てきて、早く言えと促すようにきりやんの後孔に指を沈める。後ろめたいことがあるならさっさと言って欲しい。
「言わないなら今日は乱暴にやるけど」
「いっﾞ……、まっ、ていう、いうからっ」
まだそこまで解かしていないのに、無理やりもう一本指を入れると、やはり痛かったのか目に涙が貯められる。
「いや、そのさいきん、しゃーくんと、やんの……きもちよすぎて……」
＿＿すぐ、変になるから
そう恥ずかしそうに、目を伏せて言った。見当違いなことを言われ、面食らう。
「はぁ〜……もう、むりだわ。きりやんが悪い。ぜんぶ」
きりやんの後ろから指を抜き、代わりに自身を宛てがう。
それに気づいたきりやんは、面白いくらいに動揺していて、さらに気持ちが昂る。
「えっ、ぁ、ま、まって、ほんと……〜〜〜ッﾞ！」
細い腰を掴み、一気に突き上げた。
きりやんは身体を痙攣させ、呆気なく欲を吐き出した。目を白黒させていて、快感に悶えている。
急にナカが締まって、こっちも苦しい。少し油断すれば、持っていかれそうだ。
「お、まえ……っしめ、すぎ」
「あﾞ、っしゃく……んっﾞ……！」
「っきり……やっ」
きりやんに求められるようにナカを締められて、下腹部からどくどくと流れていく感覚がした。
きりやんのモノからも、また白濁が流れ出している。
「も、っと……しゃ、けっ」
焦点の定まらない、蕩けた甘い瞳で見つめられる。首に腕を回され、快楽に震えた唇が合わせられた。
俺のこと、どれだけ煽れば気が済むのだろうか。
「あー、もう……ぶっこわしてやりたい……」
呟くように言えば、挑発するようにきりやんの口角が薄らと上がる。
「っこわ、せよ……」
きりやんの白い指が、俺の服を少しづつ脱がす。溶けてしまいそうなくらい熱い吐息が首元にかかる。
その言葉が引き金となって、自分の中にあったストッパーが効かなくなってしまった。
ただ、本能と欲望のままにきりやんのことを喰っていく。
「ふ、ぁﾞ……っん、ぅ……」
跡が付くくらい、強く腰を掴んで強引に動く。奥に何度も当てて、動きを止めない。
どうせきりやんも、これくらい酷くされた方が興奮するに決まってる。
「あﾞッ、も、むりっﾞ……！だか、らぁっ、しゃﾞ、くんっ」
「こんなんじゃ、こわれない、だろっ……」
そっちから煽ってきたんだから、満足するまで付き合ってもらおうか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 429人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「WT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白雲(プロフ) - 美樹さん» コメントありがとうございます！自分も整地組大好きなので、楽しんで書かせていただきます！結構遅くなってしまうと思いますが、気楽に待っていて貰えると嬉しいです！ (2022年1月23日 9時) (
レス) id: c49d134380 (このIDを非表示/違反報告)
美樹(プロフ) - 失礼しました。聖地組ではなく整地組でした…。それと、作者様の言い回しや表現が大好きです！これからも応援しています(*^^*) (2022年1月22日 22時) (レス) id: b8303016d4 (このIDを非表示/違反報告)
美樹(プロフ) - 初コメ失礼します。krsmまたはsmkrで両片思いから結ばれるまでのお話と、素直になれずに拗れる→和解するお話をリクエストしてもよろしいですか？なかなか聖地組の作品が見当たらないので、2つ挙げましたが、作者様の負担にならない程度でお願いしたいです！ (2022年1月22日 22時) (レス) id: b8303016d4 (このIDを非表示/違反報告)
白雲(プロフ) - むゆのもちさん» そう言っていただけて嬉しいです！皆様の好みは私の好みでもありますので(？)これからものんびりと読んでやってくれると嬉しいです！ (2022年1月21日 23時) (レス) id: c49d134380 (このIDを非表示/違反報告)
むゆのもち(プロフ) - お話読ませて頂きました。ク.スリ使うのとか本当好きで好みがバレてるのかと思っちゃいました...これからも白雲様のペ一スでお話を書いて下されば嬉しいです...！！ (2022年1月21日 21時) (レス) id: 0eed68bcfb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白雲 | 作成日時：2021年8月29日 11時
