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タイトルって何書いたらいいのかわかんなくない? ページ7




「まず、鬼殺隊について知っている事は?」

『何も知りません。ヤクザの組の名前ですか』



月明かりだけが周囲を照らす中、暗い森から抜け出した私はムラタさんとゴトウさん(という名前らしい)に連れられてどこかへ向かっていた。


夜道を歩く中、そのキサツタイとやらの説明を受ける。なんか鬼?っていう生き物をコロコロする為にあるらしい。うわ物騒。

最初にキサツタイの事を聞かれたときに何も知らないし自分の事も覚えちゃいない、と馬鹿正直に答えたら頭を抱えて天を仰ぐゴトウさんと木に頭を打ち付けるムラタさんが見れた。


『木に頭打ち付けるとかやめよ…???
見てる側はめちゃくちゃ怖いし、血がドバドバ出てんじゃん…』

「呼吸で止められるから…」

『何その呼吸って…麻薬か何か…???』


また天を仰ぐゴトウさんと最早木になろうとするムラタさん。うわ怖っわ、怖っわ。





いろいろありながらもムラタさんとゴトウさんが目指していたという藤の花の家とやらで一泊し、陽が登るか登らないかの明け方頃にもう一度出発する。

本来の目的地はキサツタイの本部という所らしいのだがここからは少し距離があるらしく、夜も深いのでここで休んでいこうとなっていた、らしい。

らしい、というのも眠気のせいで私の意識がほとんどハッキリしていなかったせいである。自分の意識が朦朧としていた状況で今後の予定など全て計画されてしまった。遺憾の意。


『……ンムゥ〜』

「とても申し訳ないんだが、本部に着くまでは我慢してくれ…」

「本当に悪りぃな」


そして今の私の状況はというと、口に竹製の口枷を噛まされ日光が入らないように布でぐるぐる巻きにされた籠に入れられている。なにゆえ???


この口枷と籠に入る事は今にも寝そうな時の私から了承を得たらしい。寝ぼけている人間にしっかりした受け答えが出来ると思わないでいただきたい。
普通に嫌だけどいいよって言っちゃったじゃん。






『ンムム、ングゥ〜〜(後で覚えとけよ)』

「アッ、とてつもない寒気が」

「……俺、他に仕事あんの忘れてたわ〜」

「逃げんな!?!???!」


記憶って忘れたように思っても→←名前が出てこない!!!!!!!!



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作者名:星玉 | 作成日時:2019年8月17日 18時

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