ALWAYS...

ALWAYS ５ ページ7

〜陽side〜



俺は、Aが好きだ。
この気持ちを何度も伝えようと思った。










Aとは幼馴染みで仲も良かったし、少しは可能性があると思ってた。









だから、アイツが放課後俺を誰もいない教室日常呼んだ時は、少し期待した。
でも、あいつは、









「私...、夜の事が好きになっちゃったみたいなの...！陽、協力してくれないかな...？」












この一言で俺は絶望感に襲われたし、夜に嫉妬もした。









あの日は、１日中何も考えられなかった。









でも、今はこう思うんだ。
これが¨俺なりの愛の形¨なんだって。









だから、俺はあいつの恋を応援する。
あの笑顔でいて欲しいんだ。









...例えその笑顔を向けられるのが俺じゃなくても...。









そう思ってたはずだったけど、やっぱりまだキツイ部分がある訳で...。
Aが夜のペアを見て不安そうにしてるのを見ると、胸が痛む...。









陽「そんな顔すんなって！大丈夫だから！」









...、大丈夫じゃないのは、俺の方かもな...。

ALWAYS ６→←ALWAYS ４

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す