ALWAYS...

ALWAYS ４ ページ6

ある日、朝早く来て２人組のペアが当番制で花の世話を見るという仕事がうちのクラスに回ってきた。




担任がジャンケンに負けて決まったらしい。







クラスの中からは、文句を言う声やサボる口実を言って笑って話してる子達もいた。









でも、なんだかんだ言ってみんなちゃんと当番に来るのがこのクラスの良いところだと私は思う。







ペアはくじ引きで決めることになった。









私は陽とペアだった。






「あっ、陽がペアだ！良かった〜･･･！」
陽「おう、よろしくな！俺もAがペアで良かったわ(笑)...でも、」





そこで１回陽は言葉を切って、私に近づき、耳打ちをした。
陽「本当は、夜とペアになりたかっただろ？」








...！








「そんな事ないよ！私は陽となれて良かったよ！確かに夜とペアになれなかったのは少し残念だけど...。」





夜のペアは茜ちゃん、可愛くて大人しい、the･女の子って感じの子。
ちょっと不安だけど...。






そんな事を考えてると、大きな手が頭にぽんっと乗った。

陽「そんな顔すんなって！大丈夫だから。」






そう言って暖かい笑顔を向けてくれた。
陽の笑顔を見てるとほんとに安心する...。



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〜安西 茜〜

大人しくて可愛い、the･女の子な感じの子
人見知り

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