ALWAYS...

ALWAYS ３８ ページ41

今日は１日中何にも集中出来なかった...。
告白すると思うと緊張して...。









しかも、そういう時に限って時の流れは早くて...。









陽「A、話ってなんだ？」
「...うん...。私、昨日夜に告白されたんだ。」
陽「良かったじゃん♪じゃあ、もう２人は付き合ってるんだ？」
「ううん、断った。」
陽「...えっ？」
｢だって...。｣









そこから先が言えない...。
頭では何度も何度も言えた言葉...。
緊張して口に出せない...。









どうしよう、なんか自分が惨めで泣きたくなってきた。
なんとか涙をこらえてると、また頭の上に大好きな手が乗った。









陽｢...ゆっくりで良いから...。ちゃんと聞いてるから。｣
やっぱり陽にはかなわないや...。
今の一言で思いが溢れて...。









｢だって私は陽が好きだから...！｣
陽｢!?｣
｢...だから私と付き合っ...むぐっ...！｣









その先をいおうとしたら陽に口を手で塞がれた。









陽｢そっからは、俺に言わせろよ。...俺と付き合って、A。｣
｢...はいっ！｣









陽｢...うぉっ！｣
嬉しさのあまり私は陽に抱きついた。
陽も私を抱きしめ返してくれた。









その後、２人で手を繋いで帰った。
初めての感覚はなんかフワフワしてドキドキしてくれるところとか...暖かかった。

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