ALWAYS...

ALWAYS ３３ ページ36

〜茜side〜






私は、同じクラスになってからずっと夜くんが気になっていた。
でも、夜くんには幼馴染みのAちゃんがいるから、私の恋は実らないと思ってた。










でも、ある日、花の世話をすると当番が夜くんと一緒になった。
それだけでも私はすごく嬉しかった...。










奇跡はこれだけじゃなくて、私はどんどん夜くんと距離が縮まっていった。
登下校も一緒に行けるようになった。









それが嬉しくてこれだけで良いかな、って思ってた。
この関係が幸せだから壊したくなくて...。
















そんな時、また奇跡が起きた。
夜くんが告白してくれたんだ。









凄く嬉しくて、こんな幸せがずっと続く事を願った。









でも、夜くんとの初デートの日。その時はまだ夏休みに入る前だったかな。
葉月くんとAちゃんが一緒にいるのを見てからずっとボーッとしてる夜くん。









やっぱり私は、Aちゃんには勝てないみたい。
夜くんには、夜くんが本当に想ってる人と笑いあってて欲しいから...。









私が夜くんの本当の気持ちに気づかせてあげるね。
でも、もうちょっと待って...。









後３日、私に時間をください...。
一度で良いから夜くんの誕生日、一緒に過ごしたい...。

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