ALWAYS...

ALWAYS ２７ ページ30

それから私は陽が持ってきてくれたカレーを一緒に食べた。









陽「...で、A。何があったんだ？」
「うん...、実はね...。」









それから私は全てを陽に話した。
夜が茜ちゃんと付き合ってしまった事がやっぱり悲しいこと、でも、好きな人が好きな人と想いが通じたんだから、心から¨おめでとう¨って言いたいのに、どこか突っかかる部分がある事...。









･･･―何よりもそんな自分が嫌なこと。









陽「...。なるほどな...。でも、仕方ないんじゃないか？」
「...えっ？」
陽「それは、それだけ本当に夜が好きな証だ。誇って良いと思うぞ。」
「...ありがと。気持ちが楽になったよ(微笑)」












私がそう言うと、陽はまた太陽のような笑顔で私に微笑んでくれた。










陽「じゃあ、俺帰るわ。また明日な。」
「うん。」
陽「また何かあったらいつでも電話とかしてこいよ。遠慮とかいらねーよ、もっと俺を頼れよ。」
「...うん！」
陽「じゃあな。」









陽のおかげで心が軽くなった気がする...。
運良く、明日は休日...。









夜に会わなくて済む...。
今はちょっと会いにくいから...。









またいつか夜と普通に笑いあえる日がきたらいいな...。

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