ALWAYS...

ALWAYS １９ ページ22

またしばらく泣いて、泣き止んだ時には、11時になっていた。
佳奈からメールがきていて、みんな心配してくれてるみたいだった。









「陽、ごめんね...、巻きこ...陽「A、俺にしろよ...。俺なら絶対、Aを泣かせたりしない...。」









「...えっ？何言ってるの？陽...？」
陽「だから...。」









陽「俺はAが好きだ...。」









「...えっ？」
陽「...ごめん、今の忘れて...。」









そう言って陽はベンチから立ち上がった。













陽「行こーぜ、学校。」
陽はそう言っていつものように笑って歩みを進めて行った。









ここで誤魔化すのは...良くない。
私はそう思って、ベンチから陽を呼んだ。









「陽！」
陽「...ん〜？」
「ごめん、陽の氣持ちには答えられない...。でも、ありがとう...。」
陽「...おう。これからも幼馴染みとしてよろしく？」
「...うん！」













ごめん、陽。
ありがとう。

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