Dグレ 神田ユウ〜恋愛小説〜3

第99話〜知らなかったこと〜 ページ18

その時…
クロス「脳傀儡(ｶﾙﾃ･ｶﾞﾙﾃ)！」
と、クロスの声が聞こえた
同時にレベル4の動きが止まる…
そしてアレンの剣の上からまたリナリーのダークブーツが降ってきてレベル4の腹には大きなひびが出来た
〜知らなかったこと〜

クロス「撤退は中止だコムイよ…このビールッ腹野郎が！実験サンプルにしてやる」

？「ビールッ腹野郎は貴様だろうクロス」

クロス「んだと？」

コムイ「元帥…！？本当に…」

クロス「他に誰に見える」

その時コムィの無線からリーバーの声が聞こえた

貴女「コムイ、私さっき見てきたの！まだ皆生きてる！」

コムイ「！」

サクラが大きな声で言うのでリナリー達にも聞こえ驚いていた

リナリー「まだ生きてるのね！よかった…！」

貴女「さっき第5研究室は火の海になってたんだけど私がちゃーんと消火したから！安心してコムイ！」

コムイ「…！？姫美…最大限を解放したって…本当かい！？」

貴女「あ、うん、そうしないと第二解放の神水水舞(ｼﾝｽｲｽｲﾌﾞ)とかでもまったく消えないから。第四解放なんてないし、第三解放は移動技だし」

コムイ「だからって君の体に負担がっ！」

貴女「大丈夫！それにもう終わったこと…皆も助けられたんだよ！私がしなかったら死んでいたかもしれないんだよ」

コムイ「っ…！…元帥方…」

？/クロス「何だ」

コムイ「私は上に戻ります、アレン・リナリー・ユキト・デイシャ・姫美と共に目標の破壊頼めますか」

クロス「んな大人数じゃなくても今のコイツの状態ならすぐに破壊できる」

？「俺ら二人でも簡単なはずだ」

クロス「行っていいぜ“室長”」

コムイ「(微笑…姫美…」

貴女「？」

コムイ「ありがとう…皆を…助けてくれて」

貴女「！どういたしまして…(微笑」

コムイ「……神田くん！ラビ大丈夫か！？すまない武器のないラビや完全ではない神田くん達に戦わせて…」

神田「はぁ？テメェに謝られる筋合いはねェ、それにこの六幻は姫美のクロスアイで一時的に回復してやがんだ」

コムイ「は…？くっクロスアイ？姫美君はっ」

貴女「あれ、言ってませんでしたっけ？すみません、私二つのイノセンスの適合者になったんです…クロスと同じ装備型と寄生型で」

コムイ「寄生型っ！？…後でちゃんと教えてくれ！」

そしてコムイは半分混乱しながらもヘブラスカの間を急ぎ足で出ていった

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