うまく言われへんby藤浪 ページ3
�癲屬�はようございます」
藤「おはよう」
俺も含めた若手は、虎風荘に住んでる。
メシの時間になると、みんなが食堂に集まって、あっという間に満席になる。
藤「なぁ、Aさんって、ホンマ誰？」
横「俺たちの姐さんっす」
ヨコが朝飯をがっつきながら言う。
姐さんって、どーゆーことや。
余計、分からんわ。
横「ご飯もうまいんすよ！」
藤「食ったこと、あるん？」
江「はい。この4人で」
大賀が、この範囲におるヤツらを指す。
�癲崙辰縫魯鵐弌璽阿禄世蕕�くて、肉汁もあって、美味しかったです。火加減がうまいですよね？」
梅「ああ。いいタイミングで出してくれたもんなぁ」
コメントが的確で、何となく想像がつくわ。
横「今度、何作ってもらおーかなー」
朝飯食いながら、メシの話してる。
ホンマ、ヨコは自由やなぁ。
てか、俺の話、逸れてるやん。
藤「お前らも、先輩らみたいに興味あるん？」
横「何、言ってるんですか！」
ヨコが急に声を荒げた。
他のヤツらがこっちを見る。
梅「落ち着け。朝から張りきるなって」
ウメが肩を叩いて、ヨコを落ち着かせようとするけど、ヨコは怒ってる。
あかん、地雷踏んでもうた。
◆◇◆
こんなことがあって、大賀と俊に連れられて、Aさんに会いに来た。
つまり、自分の眼で確認しろってこと。
「で、何を聞きたいんだっけ？」
藤「いや…別に…ないっす」
Aさんは笑ってる。
たったそれだけなのに、言葉にはできない空気に包み込まれてしまう。
今まで持ってた不信感が、一気に消え去った瞬間だった。
江「そういうことだ」
大賀、ニヤニヤせんといて。
「え、何の話？」
�癲�Aさんには、絶対分からないです」
「じゃあ、聞かないでおきます」
きっと先輩らも、こういうとこに魅せられたんやろうなぁ。
でも、不思議なんやけど、俺の恋愛対象にはならない。
藤「やっぱ、“姐さん”やなぁ」
江「ほら、そうなるだろ」
ホンマ、それ。
「ねぇ、今…増えたよね？」
�癲�Aさんの魅力に惹かれたんですよ。すごく素敵ですから」
よー、そんなんあっさり言うわ。
「もー、�盪海�んったら！相変わらず冗談うまいねー」
――で、バッサリ斬り捨てられた。
こういうとこがまた、ポイントなんやろうなぁ。
毛嫌いしとった自分がアホらし。
藤「これからもよろしくお願いします！」
「よく分かんないけど…こちらこそ、よろしくお願いします」
姐さんと握手を交わし、俺も姐さんの応援隊に加入した。
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Quintet(プロフ) - リンさん» コメント、ありがとうございます。「伝統の一戦」は私も書いていて、楽しかったパートです。いつの間にか、鳥谷さんにすり変わっちゃいましたが(苦笑)、能見さんにツボっていただけるとは…ありがとうございます！引き続き、『Happy Everyday』をよろしくお願いします。 (2016年8月31日 15時) (
レス) id: 7f540aaaaf (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - ヒロインちゃんを巡る阪神vs巨人のやり取りが面白かったです〜。個人的には嫌な笑みの能見さんがツボでした← (2016年8月30日 15時) (レス) id: 28ba078f17 (このIDを非表示/違反報告)
えり - コメント返し、ありがとうございます！私自身野球やってたんです。怪我でやめたんですが^^;阪神、ヤクルト、日本ハム好きで。転勤で住んでた場所のチームです。ずっと応援させてくださいね(*^^*) (2016年8月18日 16時) (レス) id: 4c6f302957 (このIDを非表示/違反報告)
Quintet(プロフ) - えりさん» はじめまして、えりさん。コメント、ありがとうございます！オモロイと言っていただけて、ホントに嬉しいです。書く甲斐があります！メンバーが増えて大変ですけど、これからもオモロイと思っていただけるように頑張ります。陰ながらでいいんで、応援お願いします♪ (2016年8月18日 15時) (レス) id: 7f540aaaaf (このIDを非表示/違反報告)
えり - 初めまして。いつも楽しみに読ませていただいてます。主人公ちゃんをめぐる阪神vs.巨人めっちゃオモロイです（笑） (2016年8月17日 15時) (レス) id: 4c6f302957 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Quintet | 作成日時：2016年7月27日 14時
