検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:4,539 hit

No.48 ページ3

Aside


家を出てきた
何で...こんなはずじゃ

きっとみんな僕のこと嫌いになった、会いたくないって思われてる
あの場で素直に許すよって言ってればこんな事にはならなかったのに

何時間か歩き続けた


A「やっぱり僕なんて、要らないのかな...」


お腹も空いてきた朝何も食べてないし...


A「ごめんなさい...」


目の前の信号が赤になる
いっそのこと、この車の中に飛び込むのもありかななんてw

道路を挟んだ向こう側にはマサイさんがフラフラとこちらに歩いてきてる
きっとあの調子だと赤信号に気付いていない。引かれる。今からじゃ間に合わない
なりたくなかったけどそれに成るしか助ける方法がない

僕は本当の姿になりマサイさんをくわえ、ひとけの無い所まで走り抜けた


マサイ「A、だよな?」


喋らないでほしい、この姿だと自分自身で制御できない。ただの人喰い化け物になるだけ、お腹も空いているから結構危ないかも


マサイ「助けてくれてありがとう、朝はマジでごめんなさい!」

A「ガルルル...ヴヴゥゥゥ.....」

マサイ「まだ怒ってる?」

A「やめて、傷つけたくない、、から、早く逃、げて」

マサイ「A?」

A「いい、から、早く、、、クッテ、やルカラ、、マ、サイ」


何で逃げないの!喰われちゃうよ
きっともうすぐで僕が僕じゃなくなるそしたら僕はごめんなさいと、怒ってないよと、伝えられないままマサイを傷つける...


A「ガォォォ!ヴゥ〜…」

マサイ「うわぁっ!」

A「ニンゲ、ン、ナンテ、ダイキラ、、イダ、、、ダイキライ、、ダ」


マサイさんは腰を抜かし、逃げられない状態、今の僕は化け物だ
こんなにも人を傷つけたくないと思ったのは初めて、信頼できる人、大好きな人達ができた。

でもモウス、グデ、、クエ、ル

僕は泣きながら大きく手をふりかぶりそこで意識は途絶えた

No.49→←No.47



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:だんくん | 作成日時:2019年11月13日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。