There are not the stairs which cannot go up

３７段目 ページ40

ツバメ side.

【(人1)家】

蓮城 豪邸の表札にはそう書いてある

私は今蓮城さんの家の前にいる
　
門は開いていて玄関も

自動ドアだったけどロックが

かかっていないらしく

すんなり入ることができるそうだ

中からは大音量で音楽が流れている

中に入ってみると

須堂君と蓮城さんそして須堂君の

お父さんがいた

須堂くんが音楽を止めた

夏父「やっはりここにいたか
　 おまえの家にいなかったから
　 もしかしてと思ったが...
すいませんね(人1)さん
　 ご迷惑ですよね」

貴「...いえ全然..私の家なんで父も母も
　 帰ってきませんし
　 ...大丈夫です」

夏父「そうですか笑すいません夏樹と
　 話がしたいのでいいですか？」

貴「.........わかりました
　 ごゆっくりどうぞ」

蓮城さんが席を外し 須堂くんと
須堂くんのお父さんだけになった

夏父「遊びも大概にしろよ」

夏「チッ」

夏父「何だ？」

夏「あんた 教頭に余計なことを
　 言ったらしいな 俺のことに
　 口出しすんじゃねぇ....」

夏父「反抗期か 最近の子供は
　 ないって聞いてたんだけどなー
　 親のおかげで こうやって
　 自由にやってられるんだから
　 文句なんかないだろう
　 特サ枠の件 元々おまえら
　 が攻撃したそうじゃないか
　 やるなら ばれないよにやれ
　 あいつらのような
　 程度の低い人間になるな」

貴「おかえりですか？」

連城さんが戻ってきた

夏父「ああ笑夏樹のことよろしくな」

貴「....はい」

夏父「それじゃ」

((コツ コツ

やばい こっちにきた
隠れなきゃ

(ウィーン 自動ドアの音


　

３８段目→←３６段目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す