標的１５２ 歌 ページ21
サラ「……寝ろ;」
サラがベッドに目を移す。スクアーロがサラを見ている
スク「眠れねぇぞぉ」
サラ「ガキかお前は」
スク「う゛お゛ぉい！！誰がガキだァ！！」
サラ「起き上がるな！！」
サラがスクアーロの額を押し、ベッドに寝かせる
スク「う゛ぉ！！」
サラ「ったく」
サラがベッドの端に座りスクアーロの目の上に手を乗せる
スク「う゛ぉい、サラ」
サラ「〜♪」
スク「！」
サラが優しい声で歌っている。スクアーロが心地よさそうに聴いている
しばらくしてサラが歌うのをやめ、スクアーロから手を離す。スクアーロが気持ちよさそうに寝ている
サラ「無理しすぎだ」
サラがベッドから立ち上がろうとする。が、グンッと何かに引っ張られた様にベッドに戻される
サラ「は…？」
サラがパッと後ろを見るとスクアーロがサラの私服の裾を掴んでいる
サラ「まじかこいつは…;」
サラ「(脱げるものでは無いからなぁ;)」
サラの今の格好→白のニットに黒のガウチョ
サラ「仕方ないか」
サラがカバンから虹色のリングを出し右人差し指にはめ、炎を灯す。夜空の7属性のうちの一つ、虹属性「操り」だ。
サラがスッと手を動かすとデスクの上のパソコンがサラの手元に動いてくる
サラ「とりあえずやるか」
ーーー
ーー
ー
3時間後(現在12時前)
サラ「あー1通り終わったか」
サラが手を動かし、パソコンをデスクに戻し、リングを外してカバンに入れ、スクアーロの方を見る。規則的な寝息をたて、一向に起きる気配はない
サラ「どうしたものか…;」
サラ「(起こしてやるのも可哀想だしなぁ…)」
と考えていると目の前にスクアーロの義手の方の腕が現れ
サラ「は…！？」
肩を掴まれてスクアーロの隣に倒され、後ろから抱きしめられる
サラ「〜〜っ！？///」
サラが抵抗しようと動くとまるで大人しくしていろと言わんばかりにスクアーロがサラを抱きしめる腕に力を入れ、首筋に顔を埋める
サラ「へ、え、スクアーロ！？///」
スク「るせぇぞぉ゛寝かせろぉ゛」
サラ「いや、寝かせろじゃなくてだな！？てか起きてるのか！？」
サラが後ろを向こうとするがスクアーロが首筋に顔を埋めているせいで後ろを向けない。代わりにスクアーロの規則的な寝息が聞こえる
サラ「寝ぼけるのもいい加減にしてくれよ、こいつ///」
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茉耶(プロフ) - 続き気になりますがんばってください (2021年9月12日 23時) (
レス) id: 3e92082498 (このIDを非表示/違反報告)
雪兎(プロフ) - すごく面白いです！これからも頑張って下さい！ (2018年5月5日 17時) (レス) id: 7a999f1b2e (このIDを非表示/違反報告)
サレキ(プロフ) - 地味って便利さん» 返信遅くなり申し訳ないです(;´･ω･)ありがとうございます！これからどんどん進んでいくので楽しみにしていただければと思います(^ー^* ) (2017年9月11日 21時) (レス) id: 437095acf5 (このIDを非表示/違反報告)
地味って便利 - スクアーロとの仲がきゅんと来ます。頑張ってください！ (2017年7月9日 1時) (レス) id: 3582ac3c0b (このIDを非表示/違反報告)
サレキ(プロフ) - 気まぐれさん» ありがとうございます！！更新遅くてすみません(；´・ω・) (2017年6月27日 19時) (レス) id: 25029f67bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サレキ | 作成日時：2016年9月1日 23時
