標的１４４ 信じる ページ13
サラ「…私はこのリング争奪戦の結果を知っている」
ツナ「え！？」
全員「！？」
サラ「どちらが勝ってどちらが負けるか知っていると言っているんだ」
ツナ「え、な、何で知ってるの」
サラ「普通に考えればわかることだ。だが、私にその結果を言う権利も、この争奪戦を止める権利もない。だからせめて死人は出したくないんだよ」
家光「じゃあ相応しい、相応しくない関係なしに、こっちに入ってくれればよかったんじゃないのか。それともお前がどちらかにいることで勝敗が変わるのか？」
サラ「変わるはずがないだろう。私がどっちにいても勝ち負けはカウントされないんだぞ？」
家光「じゃあどうして」
サラ「逆に聞くが…沢田綱吉」
ツナ「え、は、はい！」
サラ「お前は私がそちらに入って大丈夫か？」
ツナ「え、いや、あの」
サラ「無理だろ？」
ツナ「…最初は無理だって思ってたけど、今は、そうは思わない」
全員「！」
獄寺「１０代目！？」
ツナ「ちょっと、不思議に思ってることがあって」
リボーン「どうした」
ツナ「どうして美里亜ちゃんは仲間が戦ってくれてるのに何も連絡もよこさないし、学校にも来ないし、見にも来てくれないんだろうって。……本当にオレは美里亜ちゃんを信じていいんだろうかって」
全員「！」
ツナ「だ、だから、桜龍さんのこと、敵だってオレは…完全には思え、ない」
サラ「やはり、お前は優しいな。だが、その優しさが時にお前の判断を誤らせる」
ツナ「！」
サラ「沢田は自分が信じたいと思ったものだけを信じろ」
ツナ「え！？」
サラ「沢田が信じたいって思ったものに必ず、間違いはない」
ツナ「！」
サラがランボをツナに渡す。ランボは規則正しく寝息を立ててて眠っている
ツナ「(状態が、安定してる？)」
サラ「ランボを助けてくれてありがとう。じゃあ、また明日な」
サラが去ろうとする
ツナ「ま、待って！！」
サラ「ん？」
ツナ「さ、さっきの言い方だと、桜龍さんは本当はこっちに着いてくれるつもりだったってことだよね！」
サラ「あぁ」
ツナ「じゃ、じゃあ、なんでこっちに来る前からヴァリアーにいるの？」
ツナ「(って、オレ何言ってるんだろー)；」
サラ「言っただろう。頼まれたと」
ツナ「え？」
サラが去る
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茉耶(プロフ) - 続き気になりますがんばってください (2021年9月12日 23時) (
レス) id: 3e92082498 (このIDを非表示/違反報告)
雪兎(プロフ) - すごく面白いです！これからも頑張って下さい！ (2018年5月5日 17時) (レス) id: 7a999f1b2e (このIDを非表示/違反報告)
サレキ(プロフ) - 地味って便利さん» 返信遅くなり申し訳ないです(;´･ω･)ありがとうございます！これからどんどん進んでいくので楽しみにしていただければと思います(^ー^* ) (2017年9月11日 21時) (レス) id: 437095acf5 (このIDを非表示/違反報告)
地味って便利 - スクアーロとの仲がきゅんと来ます。頑張ってください！ (2017年7月9日 1時) (レス) id: 3582ac3c0b (このIDを非表示/違反報告)
サレキ(プロフ) - 気まぐれさん» ありがとうございます！！更新遅くてすみません(；´・ω・) (2017年6月27日 19時) (レス) id: 25029f67bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サレキ | 作成日時：2016年9月1日 23時
