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小|中|大|深緑の森の中を、小さな影がひた走る。
傷だらけで、ボロボロで、見た目に合わない大きな槍を持って走る。
首からかけたぼろ切れのような小さな巾着を大切そうに抱きしめ、落とさぬようにと服と体の間に入れ込むその影は、年端もいかぬ少年であった。
何かを堪える様に服を強く握り、両目から大粒の涙を流す。
零れ続ける涙を荒く拭い、疲労で朦朧としだした意識の中でも、懸命に、闇雲に走り出す。
その姿は、何かに取り憑かれた様にも、生きようと必死に抗う様にも見える。
木漏れ日に照らされた、その少年は。
−−−−−−−−−−−−−−−−−
!あてんしょん!
御手杵くんが主人公
ブラック本丸要素
刀剣破壊要素
ショタ要素
審神者は添えるだけ
以上のことを受け入れる方はお進みください。執筆状態:更新停止中
傷だらけで、ボロボロで、見た目に合わない大きな槍を持って走る。
首からかけたぼろ切れのような小さな巾着を大切そうに抱きしめ、落とさぬようにと服と体の間に入れ込むその影は、年端もいかぬ少年であった。
何かを堪える様に服を強く握り、両目から大粒の涙を流す。
零れ続ける涙を荒く拭い、疲労で朦朧としだした意識の中でも、懸命に、闇雲に走り出す。
その姿は、何かに取り憑かれた様にも、生きようと必死に抗う様にも見える。
木漏れ日に照らされた、その少年は。
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作者名:花月雪乃 | 作成日時:2017年3月16日 22時