第103話 ページ17
・
ハリケーンタービンによる突風の中、
ベル君はそっとナイフを投げる。
ベル君が投げたナイフはビックリするほど
静かにゴクデラ君のもとに飛んでいく。
とっさにゴクデラ君は後ろに避けるが、
その勢いで窓を突き破り教室の中に
背中から入っていく。
ゴクデラ君、右足怪我したな。
それとガラス割ったから、背中に多少の
痛みはあるはず。
うん、ベル君が有利。
「っくしょｰｰ!!どーなってやがんだ!?まぐれか!?」
「王子にまぐれとかないから。
死ぬ程簡単な話さ、吹き荒れる気流を
読んで、目標ライン上にそっとナイフを添える」
またもベル君が投げたナイフは
ゴクデラ君に向かって静かに飛んでいく。
相変わらず綺麗なナイフさばき。
気流を読むなんて！とツナ側は
ビックリしているがタネを知っている
僕からしたら、ベル君上手いなぁ。
くらいにしか思えない。
まぁワイヤーとかなくても、ベル君なら
簡単にそーいうことしそうだけど。
僕は無理。
天才じゃないからね。
『っはー！笑わせてくれるなぁって痛！！』
「喋るなぁ!!!アホか!!!」
『す、スクアーロ小声出せたんだ…。
レヴィ聞いた？スクアーロが小声出したよ？』
「あのスクアーロが…!?」
『小声をぉ？？』
「A達五月蝿い。黙って見てなよ」
「だがマーモ…」
『マーモンの仰せのままに。』
おっと、今は嵐戦の途中だった。
・
・
《三分経過しました。》
チェルチェルの無機質な声が響く。
もう三分か…。
カップラーメンがやっとこさ食べれる時間だね！！
う、お腹減ってきた。
僕寝てたから朝から何も食べてない…。
あいむはんぐりー！！
「嵐の守護者の指名って知ってる？
常に攻撃の核となり、休むことのない
怒濤の嵐。オレにはできるけど…。
お前にはできないね。」
ニヤリと煽るように笑うベル君。
止めなさい！だれかれ構わず煽るの
止めなさいって言ったのににもう！！
まぁ、ゴクデラ君って煽られると
カッとなってしまうタイプだろうから
ベル君それ正解だよ。
・
「くそっ！これじゃあ攻撃に移れねぇ！！」
嵐の守護者の指名の通りの攻撃を見せるベル君。
休むことのない攻撃。
「スキのない流れるようなナイフさばきで
相手の一切の攻撃を封じる。」
「この風のなかでこんなこと
できるのはベルかAぐらいだよ」
「はんっ！」
『僕むり。』
「あ"！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 161人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
コトノ(プロフ) - 瑠華さん» こんばんわ！ありがとうございます！そうですね、今日はベル君の誕生日ですね！！私、実はXANXUSの誕生日頃からベル君の誕生日を楽しみに過ごしてきました((ｷﾗﾘｰﾝ←ちなみに、スクアーロの誕生日も楽しみです←←更新頑張りたいです！いや、ほんとに！！ (2015年12月22日 20時) (
レス) id: 3c45694d24 (このIDを非表示/違反報告)
瑠華 - こんばんわ!!初めまして!!すごく面白くて好きです!!今日はベル君の誕生日ですね!!ヾ(≧∀≦*)ﾉ〃これからも寒くなるのでお体には気を付けて下さい!!更新も頑張ってください!!(*^^*) (2015年12月22日 0時) (レス) id: adda71a486 (このIDを非表示/違反報告)
コトノ(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます！！明日はベル君の誕生日だから番外編として更新するかもです…！ネタギレヘルプ！←無理はしません！絶対に！死にたくないですからね！！！←←死ぬのならもうちょっとリボーンを満喫してから死にたいです(笑) (2015年12月21日 17時) (レス) id: 3c45694d24 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 相変わらず面白くて笑ってばっかりですww 更新楽しみですが、無理しないで下さいね？ (2015年12月20日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
コトノ(プロフ) - ナミさん» ありがとうございます！！ナミさんも、病気等には気を付けてくださいね！！！！更新頑張ります！ (2015年12月18日 20時) (レス) id: 3c45694d24 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：コトノ | 作成日時：2015年11月12日 23時
