キヨの妹は歌い手として活動していますがコラボは受け付けていません【歌い手】【実況者】

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司会「優勝者の前に立ちかだかる砦、今回はこの方･･･翡翠！！」



観客が、わぁぁあ と、歓声を上げる
そして、私はステージの上に上がった



「･･･あ」



目の前にいた優勝者は電車で会ったあの人
向こうも驚いた顔をしている
まあ、電車で会った人とこんなところで再会するなんて考えてもないもんな



司会「今回、優勝者の真冬には翡翠と対決してもらう！」



へぇ〜、真冬さんっていうんだ



司会「そして、真冬が勝つと、真冬はグランドチャンピオンに、
　 翡翠が勝てば10回目の防衛になる！」



観客はまだ歓声を上げている



真冬「翡翠さん！よろしくお願いします！！」



真冬さんが私に手をさしのべた
･･･これって握手ってことだよね?



「えっと･･･こちらこそ･･････真冬さん」



私は真冬さんと握手をする



真冬「翡翠さんの声、はじめて聞きます！可愛いですね」


「あ･･･ありがとうございます」



私、無口の翡翠って呼ばれてるほど話さないもんね



?「真冬、頑張れよ〜」


?「真冬君ファイトー！」


?「勝てよ〜」


真冬「あ、彼方さん、準君、渉君！頑張りますよ〜」


「?」


真冬「あ、あの3人は一緒に来たんです！4人で準決勝まで残って、
　 そこから何回か同点になっちゃって･･･」



あ、あの人達なんだ･･･
時間遅れた原因の人達
まあ、以心伝心みたいな感じでいいよね
あこがれる
てか、全員イケメンだね
彼方さん、準さん、渉さんか･･･
てか、彼方さんってメモに書いてあった人だよね



司会「さあ、お互いスタンバイ！」



司会にそう言われ私と真冬さんはそれぞれゲームの機械にスタンバイした



司会「今回の曲はこれだァ！！」



大きなモニターに、今回対決する曲が映し出された



「･･･げ」



今回の曲は一番難しいと言われている『最終鬼畜一部声』だった









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作者から
殿堂入り、コメントありがとうございます！
これからもよろしくお願いします

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