我慢したりしないで # Ｌ ページ21
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『…やっ！やめ、てっ！』
「……っ、」
『あの人と……キス、したのに…触らない、で…』
熱が冷めてゆく。やっぱりどうしても、…嫌だ。
あの人とキスしたＬに触れられるたび、想像してしまう。
「A、聞いて」
『…やだ、』
「ウエディとはキスなんかしてない」
『そんなの嘘…っ、だって！』
「あれは彼女の演技だよ。僕が頼んだ」
『…え？』
「こんなふうにAが嫉妬してくれれば、僕に触れたくなると思って」
そうでしょ？そう言ってニヤリと笑うＬの胸を叩こうとすると、その手を再びとられた。
力いっぱい睨んでみても、Ｌは不敵に笑うだけ。
「もっともっと、嫉妬してよ…僕だけにその顔、見せて？」
『…や、だ』
「ふっ…素直じゃないところも可愛い、」
ちゅ、と音を立ててわたしの手の甲にキスを落とす、Ｌの唇を見つめる。
ああ、早くしてほしい…
そう感じてしまった自分に恥ずかしくなり、とっさに手を引っ込めた。
「まだ足りない、Aもそんな顔してる…」
『…ふぅ、…んぁっ、』
Ｌの舌とわたしの舌が絡み合うたび、お互いの唾液が自然とアゴを伝っていく。
体の奥底が、燃えるように熱い…
そんなわたしの熱を冷ますように、Ｌは勢いよくわたしを抱き抱え、服を脱がせていく。
そのまま向かうのは、わたしの部屋。
落ちないようにＬの首に両手を巻きつけて、激しく、唇を貪り合う。
ベッドに体が打ち付けられる頃には、お互いが生まれたままの姿になっていた。
一瞬足りとも、Ｌを離したくなかった。
キスをしてもしても、まったく埋められない。
もっと…、もっと…
Ｌを、感じたい。
『はぁっ…はぁっはぁっ……えるっ、えるっ、』
「んっ…Aっ…、」
互いが、互いを、欲していた。
抗うことなんて、できるわけもない。
…Ｌが、欲しい。
だから抑えきれない衝動に、従うだけ。
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Lに抱かれたい - Ｓっ気Lさんが見たいｯｯｯ (2020年1月2日 20時) (
レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
卯月 - ワイミーズ大好きなので見ていて楽しいです！マットの話もしくはマットとメロの話をリクエストしてもよろしいでしょうか？ (2019年4月14日 20時) (レス) id: b1a88bf701 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - 優希美青さん» わぁ〜！お久しぶりです！！！待ってくださってうれしいですっ( ; _ ; )/ (2018年7月29日 20時) (レス) id: 020c5bbf85 (このIDを非表示/違反報告)
優希美青 - ほあああw久しぶりです！！待ってましたぁぁぁ (2018年7月27日 10時) (レス) id: 41afb63814 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - 蓮さん» 蓮さん、長らく長らくお待たせいたしました(>_<)１年かけてようやく書き終えることができました……。待っていてくださり本当にありがとうございます…！ご期待に添えたかどうかはわかりませんが、蓮さんが楽しんでいただけますように…！ (2018年7月13日 16時) (レス) id: 020c5bbf85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：I
| 作成日時：2015年11月16日 5時
