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悲劇の始まり。 ページ4

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Aside






『皆お疲れ様!はい、ドリンクとタオルね!!』








ボールの音、シューズが擦れる音。
部員たちの掛け声が飛び交う体育館。
我が青葉城西高校を誇る男子バレー部が今
次の練習試合に向けて猛練習している。







そしてマネージャーである私は、ドリンクを作ってタオルとかユニフォームを畳む。








徹の一言で休憩に入ると、私は皆にドリンクとタオルを配っていく。







「A、いつも1人で大変なのにありがとな。」






『ううん。私ができることってこれくらいしかないし、せめての支えとして頑張らせて?』






「本当、俺のAはいい子すぎる!!!」






そう言いながら抱きしめてくる徹。







『徹、暑いから離れて…』







なんて言えば「俺のこと嫌いになったの!?」
って1人で騒いでる。まあ、いつものようにはじめくんの1発で静かになったけどね…w






するとそこに








「あの〜男子バレー部ってここですか?」







小柄でフワフワした感じの可愛らしい女の子が
ドアの前に立っていた。









「どーしたの?及川さんのファンの子?
ヤダな〜モテる男って困っちゃ…った!
ちょっと岩ちゃん何するのさ!?」






「別に、ムカついただけだ。」








はじめくんが投げたボールは見事に徹の後頭部にヒットした。これは別の意味で“阿吽の呼吸”だ。
そんなはじめくんに「理不尽すぎる!!」なんて騒いでる。








『ごめんね煩くて。何か用があって来たんじゃないの?』







女の子は何か話したそうな雰囲気だったから、私から聞いてみることに。









「いえ。あの、マネージャーやらせてもらえませんか?」







「え、マネージャーやってくれるの!?」








女の子の言葉に目を輝かせる徹。
私も正直、1人で大変だったからもう1人
マネージャーが増えてくれると助かるし
何より心強いから嬉しかった。









「じゃあとりあえず今日は見学ってことで、いろいろ動きとか見てみて?それで明日から本格的にマネージャーってことでいいかな?そのとき入部届も持ってくるから!」









徹はその女の子に言うと、女の子は頬を赤らめながらベンチに座った。









ここからが、本当の悲劇の始まりだったんだ______

城之内さん。→←いつも通りの放課後。



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設定タグ:及川徹 , ハイキュー   
作品ジャンル:恋愛
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キスあら?(プロフ) - オチは、及川さんがいいです! (2017年11月29日 4時) (レス) id: fa5e67a873 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - はじめまして、いつも楽しみにしています。マッキー落ちでお願いします!! (2017年11月27日 20時) (レス) id: 272c2b92fb (このIDを非表示/違反報告)
とうきび(プロフ) - マッキーがいい人すぎる…!!!と、言うことなのでマッキーがいいです!!これからも更新頑張ってください! (2017年11月27日 19時) (レス) id: 46476cb2c2 (このIDを非表示/違反報告)
黒尾あんず(プロフ) - マッキー落ちでお願い致します! (2017年11月27日 19時) (レス) id: ac0424387b (このIDを非表示/違反報告)
埜餡 - 例えば、マッキー落ちでanotherストーリー的なので及川さん!みたいなのできませんか?無理なら及川さんオチで! (2017年11月19日 22時) (レス) id: fb393f2bd6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るんちゃん | 作成日時:2017年9月28日 7時

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