弟の推しが実は自分だった件

弟の推し ページ29

堀江side



｢瞬のカスカス声…すきぃ｣

梅原｢そうなんだ｣

｢うん、甘えてくる時に言うの。食べちゃうぞ｣

梅原｢食べるな｣

｢ある時、指をぱっくんしたことある。塩味だった｣

梅原｢汗だろそれ｣

｢瞬のお味｣

梅原｢ねえ、やらしいよ笑｣

を、ラジオで言われる僕はとても恥ずかしいんですけど



｢うめめんは？
お姉ちゃんにそういうことされたことある？｣

梅原｢ないに決まってるじゃないですか｣

｢えー｣

梅原｢姉貴はそういうことしません｣

｢じゃあ、例えば
私とうめめんが姉弟だとするじゃん？｣

妄想してみて、と言われる梅原さんは



梅原｢何されるの、怖い笑｣

｢たとえば、おしりペンペンとかしてみたいのよ｣

おしり出してみ、と言われるが

梅原｢いや、おしりよりも頬がいい｣

｢え、薄いでしょ。絶対痛いよ？｣

梅原｢俺、他人の姉にビンタされてみたい｣

｢してあげよっか？顔腫れるぞ｣

堀江｢オープニングはここまででーす｣



なんで俺と姉ちゃんのラジオで

普段通りの会話聞かないとならないの？！

って言ったらスタッフさんに普段通りなんだと

ツッコミを貰った、なんじゃい知らんのかい


________



スタッフside



｢うめめんは、従弟ポジションがいいなぁ｣

梅原｢なんで｣

｢なんでって、その方がなんかいいやん｣

｢で、武内くんなんかはまじで後輩がいいのよ｣

堀江｢なんで武内くんなの｣

｢最近仲良くなったのよ、あの子面白いよね｣

｢瞬の写真くれるの、とってもいい子｣

梅原｢俺もあげるよ、先輩｣

｢え、くれる？いつもくれるよね。動画とさ｣

｢うめめんにはご褒美あげないとだね〜何がいい？｣

梅原｢え、一緒にご飯いこうよ｣

｢おおいいね、行こう行こう｣

堀江｢ヤダ！！！俺も行くー！！｣

｢おお、いいよ。瞬はいつでも姉ちゃんの特等席だよ｣

堀江｢ドヤ！！！｣

梅原｢堀江カワイイな笑｣



堀江｢ピィ、梅原さんに可愛いって言われた！！｣

｢え、瞬を落さないでよ｣

梅原｢落としてないよ笑｣

｢だめだよ、私の大事な弟だよ。｣

｢瞬、私からの可愛いはもう要らない？｣

堀江｢欲しい！！！！｣

｢じゃあおいで、頭撫でてあげる｣

堀江｢ぐへっ、ぐへへっ、ぐへへへへっ｣

梅原｢動画撮っとこ｣



ラジオ中、ピロンって聞こえた

時間になって終わったけど

3人の写真はなんかカオスで…



｢なんでうめめん白目なの｣

梅原｢より目じゃん｣

｢瞬ちゃん、目を閉じてどうしたの｣

弟の推し→←弟の推し

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す