【完】江口兄が妹と暮らすお話

江口拓也の妹45 ページ45

西山side

髪が伸びたAちゃんは

｢宏太朗くん…あの｣

西山｢んー？｣

｢…えと…その、｣

西山｢なあに、ゆっくりでいいよ？｣


｢………オシャレさん…すき？｣

西山｢うん、好き〜｣

｢…わかった…｣

西山｢ねえ、Aちゃん｣

｢？｣

西山｢梅ちゃんの事もう好きじゃないの？｣



｢…………んー…恥ずかしい…だけです｣

｢…拓也お兄ちゃんが大好き｣

へへ、と笑う


西山｢(あれ、これは…)｣

西山｢1番が、江口お兄ちゃん？｣

｢…うん、小さい時から大好き｣

西山｢……2番目は？｣

｢…2番？んー…居ない…｣

あれ………？


西山｢梅お兄ちゃんの嫁修行は？｣

｢…………黒歴史…｣

西山｢ぶっ笑｣

｢…私…相当…恥ずかしかったと思う…あ、です｣


めためた可愛い〜〜〜笑

西山｢好きな子出来たの？｣

｢…え？んー…わかんない。｣

西山｢好きなことなんか増えた？｣

｢…お兄ちゃんと寝ることが今一番好き…｣


西山｢(あれ〜〜〜〜？)｣

それを江口さんにラジオで話す

江口｢あー、そうなのよ｣

西山｢これ、梅ちゃん(旦那)が知ったらショックなのでは？｣

江口｢いやー、梅ちゃんも好きだけど〜｣

江口｢順位がね、兄貴の俺になったよね｣

そのうちまた戻るよ、なんて言われる


西山｢まあ、初期3歳の時お兄ちゃん好きすぎて来たんですっけ？そんな話聞いたような｣

江口｢そうそう、そんな感じだと思うよ？｣

なんて言ってたけど…



江口｢どうしたの、A｣

｢お兄ちゃん行っちゃヤダ…｣

江口｢も〜可愛いんだけど〜｣

｢…お兄ちゃんだいすき｣

江口｢俺も！Aの事大好きだよ〜｣

と、キスしてる



梅原｢……Aちゃん、俺と初キスだったんだよ｣

西山｢(大人気ないやつ来た…)｣

それを聞いてAちゃんは

恥ずかしそうに江口さんの後ろに隠れた

梅原｢将来梅原Aになるのにお兄ちゃんに浮気？｣

梅原｢梅お兄ちゃん悲しいよ？｣

江口｢だって、どうする？A｣


ううん、と悩んでるAちゃん

西山｢(前なら梅ちゃんがいいって言ってたのにな…笑)｣

｢…お兄ちゃんと結婚するから…梅お兄ちゃんは待って｣

梅原｢あれー？笑｣

江口｢お兄ちゃんとは結婚できないかなあ｣


｢…江口の子辞めて、梅原の子になったら出来る？｣

西山｢(…あれ、これは本気？)｣

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