江口拓也の妹44 ページ44
梅原side
梅原・西山「は?」
江口「え?」
5歳になってたらしいAちゃんは
1年半来なかった
というか、そんな毎日来ても俺らが忙しいからか
会えなかったんだけど…笑
少し大人びてきたAちゃんは
5歳になったら静かになっていた
「…」
江口さんに静かにくっついて、大人しくしていた
江口「いやー、実家返したらさ〜」
江口「限界だったんだよね〜」
5歳の誕生日は、実家でしたいと言われて返してたら
1年半で限界だったらしい
「…お兄ちゃん、喉乾いたから」
「飲み物買ってもいい…?」
江口「ん?どれ飲むの?」
「…お茶」
江口「届く?」
「…大丈夫…ジャンプする」
江口「いや、危ないわ笑」
お兄ちゃんにお茶を買ってもらって静かに座って飲んでて
西山「大人〜笑」
梅原「(…子供って成長すんの早いよな)」
人見知り発動してるのか
俺と目を合わせると恥ずかしそうにする
「……」
でも、リュックは梅一郎を使ってるみたいで、そこから
小銭入れを取り出していた
梅原「…」
子供の成長は早いなあとしみじみとしてたら
きゅ、と俺の手を握るAちゃんは
「……梅お兄ちゃん…」
梅原「ん?」
「…えと、これ…あげます」
コロンと俺の手に飴を乗せた
「…宏太朗くんは、こっち」
西山「え!ありがとう〜!」
シュバッと江口さんの後ろに隠れて抱きついてた
江口「最近こんな感じなんだよね〜」
ひょこ、と俺らを見てるAちゃん
江口「1年半も会わなくなるとこうなるのかな?」
「……」
西山「梅ちゃんに似てないですか?」
江口「俺の妹だわ笑」
「お兄ちゃん」
江口「ん?あー…いってらっしゃい」
一人で行ける?と言われて頷くAちゃんは
女子トイレに入ってった
西山「なんか1年半会わなかったのに」
西山「急に大人ですね〜」
江口「そうだよね笑」
西山「僕らに対しても恥ずかしさ出てきたのかな〜」
可愛い〜和める〜癒し〜なんて言って西山さん
猫柄のハンカチを持って手を拭いて出てきたAちゃん
「お兄ちゃん、楽屋で大人しく居るから」
江口「あ、もう行く?」
「うん、本読んでるね」
江口「おー…タブレット居る?」
勉強する?なんて言われてて
「…今日の分終わった」
江口「えっ、あの量を?」
「うん、楽しいから」
Aちゃんは頭がめちゃくちゃ良くなってた
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のるのら(プロフ) - @白猫雪さん» コメントありがとうございました😌無事に完結することが出来ました〜この先どうなるのやらと言った感じですが、いい感じに出来たかなあと思いますね😊 (2022年4月29日 8時) (レス) id: 255e9f325b (このIDを非表示/違反報告)
@白猫雪(プロフ) - 完結したぁ!梅原さんのデレ?が、めちゃいい!お疲れ様でした! (2022年4月29日 8時) (レス) @page50 id: 23d1cff2e4 (このIDを非表示/違反報告)
のるのら(プロフ) - レインディアさん» コメントありがとうございます!静かな男性なので怒り方もこんな感じなのかな…と思って書かせて頂きました!引き続き更新して行きますのでお楽しみに! (2021年9月12日 20時) (レス) id: 255e9f325b (このIDを非表示/違反報告)
レインディア(プロフ) - コメント失礼します。思わず梅原さんが怒ってるところを想像してしまい、ほんの一瞬だけ体が震えました。 (2021年9月7日 23時) (レス) id: b1642d3282 (このIDを非表示/違反報告)
のるのら(プロフ) - ななさん» コメントありがとうございます!夢のお話作ってしまいました!私の理想をめちゃくちゃぶち込みました笑こちらこそ!読んでくださって嬉しいです!今後もどんどん更新して行きますのでお楽しみに! (2021年8月25日 18時) (レス) id: 255e9f325b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のるのら | 作成日時:2021年7月7日 18時