【声優・短編集】2

なーんかさ【斉藤壮馬】リク ページ42

梅原side



壮馬｢ばかー！笑これじゃダメなの！｣

｢なあんで？｣

壮馬｢なんでもなの！｣

｢そまくんのけーち｣

壮馬｢誰がケチじゃ｣

｢だってさぁ、別に良くない？そんなん｣

｢なんで恥ずかしがってんの？｣

壮馬｢こら…怒るよ？｣

｢ぶっは笑壮馬くんが怒ったって怖くないしー｣



梅原｢(…なーんか)｣

距離…近くね？

顔とかもあとちょっとでキスできそうなくらいのさ

柿原｢鮫川ー｣

｢？…なんですか？柿原先輩｣

柿原｢ラジオでさ、ゲストでしょ？今度｣

｢はい｣

壮馬｢…｣



柿原さんと話すのを壮馬が見てる

壮馬｢……｣

柿原｢ぶっは、お前そういう所やぞ笑｣

｢ちょ、先輩バカにしないでください！｣



梅原｢(…ほほーん)｣

居なくなった柿原さん

壮馬｢何、今度ゲストなの｣

｢そうなの！柿原先輩カッコイイし｣

直視出来んかもなぁ、と鮫川さん



壮馬｢ほんと、美形好きだよね｣

｢いや、英語喋れる美形最高｣

壮馬｢英語そんなに大事？｣

｢私話せないもん｣

あー…なんて言われてる

壮馬｢俺話せるけど｣

｢あーうん｣

壮馬｢なに！｣

｢壮馬くんていつも誰かとライバル発言するよね｣



多分それは好きだから、とか？


_______



見てしまった、何をって

｢…ちょっと、ばか！｣

壮馬｢なんで？俺はさ、嫉妬するよ？普通に｣

｢だからって、ここでしなくてもいいじゃん！｣

壮馬｢彼氏を嫉妬させておいて…そのままで居るとか｣

思わないでね？と壮馬は鮫川さんの頬を掴む

｢ふぎゅうう…、うっ｣

キスされて、壮馬はニッコニコ



｢…だって、壮馬と話してたいもん｣

壮馬｢はあ？｣

｢普通に嫉妬して欲しいもん！｣

壮馬｢馬鹿なんお前｣

｢こらあ！！｣



しゃがみこんだ壮馬は真っ赤だ、おお

梅原｢お二人さん、周り見たら？｣

壮馬｢うお？！｣

｢え、う、梅原さん？！｣

びっくりしてる2人、でもそろそろ人が多くなる時間



梅原｢程々にな｣

壮馬｢…いつから見てたの！もう！｣

梅原｢え、嫉妬したーって言ってちゅーしてたとこ｣

まで、なんて言ったらさらに真っ赤になった



壮馬｢Aの可愛いとこ…梅ちゃんに見られた…｣

｢ちょ、アホなこと言わないの！｣

壮馬｢俺だけの特権なのに…くそぉ｣

｢恥ずかしいこと梅原さんの前で言わないの！笑｣

バシッと叩かれてても壮馬はずっと笑ってた

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